なかなか時間がとれませんでしたが第4回振り返り!
正座してお待ちいただくほど楽しみにしていただいてありがとうございます(笑)
前回よりも質問がどんどん増えて白熱した第4回となりました。
正座してお待ちいただくほど楽しみにしていただいてありがとうございます(笑)
前回よりも質問がどんどん増えて白熱した第4回となりました。
第4回目生放送、ほぼ議事録(笑)
結構大事なポイントが多いので、
ひとつの話題をピックアップするのではなく、
自分の勉強の意味も込めて書き下ろしているほぼ議事録になりました。
冒頭の元の動画もせひ合わせてごらんになってください。
・類似する質問はまとめて書いています。
・質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。
// Start
トップから一気に入れるイメージ。
足を上げた状態でボールを見極めて、一気にドーンと行かないと対応ができません。
その際にグリップが出てこないと「ヘッドが残らない」という現象が起こります。
どの芯で打つのか。
ボールのどのあたりを狙って打つのか?
下記の写真のようにバッターから見えるボールの領域を
の4象限にブロック分けをすると...(右打者前提)
基本的には「2」を狙います。
ノックをしてみるとよくわかるのですが、流し打ちでもフックボールとなり、ヒットになる可能性が高まります。
一方で、低めであれば「3」「4」を打ちに行くことがあるのですが、
低め以外は「3」「4」を打ってバックスピンをかけると、打球が速くならずに1バウンド目でブレーキがかかってしまいます。
「踏み込んで引っ張れ」とは?
ど真ん中であれば踏み込んでもライトスタンドに持って行けるかもしれません。
ですが、「アウトコースを踏み込みんで打つ」はファウルになる可能性が高く、ヒットにするのは至難の業になります。
右バッターはアウトコースは開いて打った方がよいでしょう。
「ちょこんと当ててライトスタンド」というのも、厳密にはアウトコースというより真ん中あたりのコースであれば実現が可能ですが、引っ張ってセンター方向に打った方がヒットになる確率は高い。
また、↑はストレートの話をしているが、曲がった時も考えると引っ張りに行ったほうが良いと思います。
この練習には別途紹介している「キングティー」が役に立ちます。
皆さんが通常行っている通常のトスバッティングは引っ張る練習をしているのに、実戦では流すことを強要しているのは大きな矛盾だと思います。その点でも「キングティー」は有用です。
遅い球を打つ時はフライが打てるんですけど、速い球だとライナーになってしまいます。スイング軌道が悪いのでしょうか?
ライナーになっているのであればよいと思いますが、一方で、どこの芯に当たっているかが問題ではないでしょうか?
速い球は片手フィニッシュでないと打球は上がりません。また、速い球を飛ばすときは力は必要ありません。
バットの力が勝ちすぎているのでフライにならない可能性もあります。
ホームラン動画集やノッカーを見ていると必ずといっていいほど片手フィニッシュになっていますよね?
両手にこだわらず、また、グリップの強さの概念を捨てたほうが良いと思います。力はあるに越したことはないが、結局は物理・慣性の世界なので「力」よりも「コツ」が重要になってくると思います。
練習で片手フォローしている人たちも試合では両手フォローしている気がしますが。
両手でフォロースルーする事自体が悪いわけではありません。
ただ、飛ばそうと思うのであれば、手を離した方が飛びます。離さないと体の回転が止まってしまいます。
バッティングの調子が悪い時はどうすればよいですか?
調子が悪くなった時に戻る方法がないことが問題です。
バットとボールが1センチずれたら大変なことなのに、構えた時の歩幅やステップが何センチあるかなんて測らない。野球界は尺度をあいまいにしていることに問題があります。
例えば「足を閉じる」などの尺度であればブレは少ないですよね?
スタンスの開き方によって調子の良し悪しが変わるのですが、打てる人にとってはこの差がわからないことがあり、指導が難しくなってしまいます。
一方で、宮川理論指導員のように打撃のメカニズムがわかれば修正することができる。
バッティングの構造がわかっているので
「何が悪くてこのような状態になっているのか」
が瞬時にわかるようになるのです。
宮川理論何度もためしましたけどダメでした。なぜでしょう?
何をどう試してダメだったのかがわからないので即答はできないのか、ぜひ相談してみてください。
自分では「L字逆手」などちゃんとマネできているようでも、指導員から見ると「ちゃんとマネできていない」という事があります。
観てわかる人もたくさんいるが、難しい人にとっては難しいので、直接聞いてみたほうが早いと思います。
バッティングの「軸」について
「軸」を意識して回転するのではなく、回転するからこそ「軸」が生まれることを忘れてはいけません。
宮川理論ができている場合ですと、踏み出した足の股関節を中心にして回転しています。
右打ち左打ちだと左打ちのほうが良い?
左打ちのほうが良いとは思います。
特に子供さんの場合は。ですが、本人の特性もあるので一概には言えないですね。
「バットが遠回りする」とは?
ヘッドがスイングの早い段階で体から離れてしまうことを指します。
ヘッドを前に出そうとするのではなく、グリップを前に出してヘッドがついてくるのが理想です。
宮川理論は右打者のイメージがある。
私(宮川先生)自身が右打者なので右打者前提で語ることが多いのですが、
基本的に左右は変わらない理論です。
バッティングで体が開いてしまうのですが。
「体が開く」のではなく「グリップが遅れている」のではないかと思います。
飛ばすために「この技術は良い」というものはありますか?
ホームラン集の動画を観察するとたいてい手を離して片手フィニッシュしています。
飛ばすことと力を入れて負けないこととは別物です。
手を返さず、「一閃」フィニッシュであればより飛ばすことができます。
余談ですが、宮川理論を知ってからバッセンで普通の打ち方+宮川理論を意識して試そうとする方が多いのですが、バッセンにはバッセンの打ち方があるので注意が必要です。
手を離すのは自分にあってないんですが…。
離さずに打てれるのであればそれに越したことはありません。
あくまで「より飛ばすためには?」というお話です。
宮川理論に近いスイングのプロ野球選手は?
現役では坂本選手(G)、石川選手(C)、吉田選手(B) あたりでしょうか。
落合選手、王選手、イチロー選手など、記録を残している選手にも宮川理論で提唱しているスイングの傾向が見受けられます。
複合バットは使うべき?
ぜひ使ってください。
そしてバント指示されたら怒ってください(笑)
ちなみに、バットの重さは重すぎると飛びません。
高校野球の規定は 900g とされている一方で、プロでも 880g あたりが主流と言われています。
操作性の向上などが要因である可能性もありますが、純粋に軽いほうがスイングスピードが上がるからかもしれません。
宮川理論はどのくらい続けたら身につきますか?
人によりますが、3か月程度は続けてほしいと思います。
自粛期間中、前からくるボールの練習がしたいです、どうすれば良いですか?
バッセンに加えて KING ティーというメニューを実施してみてください。
スイングスピードどのぐらいあればホームランを打てますか?
数字としてのエビデンスはありませんが(宮川理論の今後の課題かもしれませんが)中1くらいになれば柵越えは十分にできるのではないかと思います。
また、数値的な裏付けも大事ではすが、
「L字・逆手に取り組んだ前後で飛距離が変わった」
という変化に着目することが大切だと思います。
宮川理論は縦振りとは違うんですか?
軌道そのものは似ているかもしれないが、低めに限っての話になるかと思います。
高めは縦振りにはなりません。
ベルトの高さであれば縦に振る場合もありますが、
「センター」「左中間」「右中間」など打球を持っていく方向や、投球のコースによって変わってくるように思います。
フライボール革命と宮川理論は同じですか?
正確に同じものと言えるかどうかはわかりません。
昔慣れてないまま逆手を試して踵にぶつけたことがありますが、慣れればできますね
逆手は高めや真ん中の高さでやったほうがいいです。
低めは肩を痛める事例が過去にありました。
コースはどこを待ちますか?
甘球必打なので、基本的には内角高めを狙って引っ張ることを狙います。
硬式でフライを増やしたいのですが?
手を離せばフライは上がります。あとは回転運動。
必ずしも下から打てばいいものではないので注意が必要です。
バットとボールの関係を理解する必要があります。
関係を理解すれば打撃は単純明快。シンプルになります。
ボールの衝撃に負けてしまうのですが?
芯に当たっているのに負けるのであれば
・バットが軽い
・トップから一気に振りだせていないか
あたりに原因があるかもしれません。
回転の速さをあげたいんですが
とにかくグリップを前方に持ってくることが大事です。
軟式野球でボールを潰れたり、こすってしまいます。
当たりが薄い事に原因があると思います。
まともにバットとボールに当てれば飛んでいくはずです。
バリーボンズ選手は頭があまり動かないイメージですが、並進運動はスイングスピードがあれば必要ないですか?
ボンズ選手も若干は動いています。
並進が全くない選手なんてほとんどいません。
並進が大きすぎるのは良くないかもしれませんが、並進そのものは必要です。
また、ボンズ選手や王選手が打てる理由は
「甘い球を逃さず打っている」
からです。
アウトコースの低めなんてまず打たない。
「自分の打てる球を待つ」
これなかなかできないことです。
構えで右脇を開けたいのですが、足をあげた時に肩が少し入るので閉じた方がいいですか?
(右打者を前提としてお話しますが)
閉じた方が良いが、右脇はあまり気にすることはない。
重要なのは左脇を締めないことにあります。
フォロースルーがどうやっても大きくなりません
手を離せば大きくなります。
「守破離」ではないですが、まず、理想とする選手の真似をして、そこから試行錯誤し、自分なりの肉づけしていくのが大切だと感じています。
いいアプローチだと思います。
注意すべき点は例えば柳田選手(H)を真似するような場合、かちあげ気味のフィニッシュを真似する人が多いです。これは止めたほうが良いと思います。
マネするべきはトップからインパクト。フィニッシュは自然発生するものなので、意図的に真似るものではありません。
バレンティン選手は真似をするのに適している選手でしょうか?
バレンティンは最高だと思います。手を離していますし。
トップも含めぜひ全部真似したらいいんじゃないでしょうか。
自分で真似できていると思わず客観的に観察することが大事です。
また、真似をするのであればちゃんとすべてを真似してみましょう。
宮川理論の弱点は?
アウトコースの高めは打ちにくいかもしれませんが、ファウルで打ち直せばよいと思います。
ノックは練習方法として良いですか?
良いです。ノックはぜひ行ってください。
バットとボールの関係を知る意味でもとても良い練習です。
自分の好きな選手たちは
言ってることとやってる理論が違うのが気になります。
その通りです。
特に良い選手はその乖離が大きいので解読しています。
フライングエルボーについてどう思いますか?
あまり意識しなくてもいいように思います。
グリップをバッと出すほうが大切ですね。
スイングスピードを求めすぎるよりは綺麗さを求めた方がいいですか?
スイングスピードが上がってもコンタクトができていないと飛ばないですよね。
まずコンタクトが正確にできることが大前提。
ピッチャーの球速もコンディションによって前後すると思いますが、スイングスピードにも同じことがいえると思うので、あまりスピードにこだわりすぎないことが大事です。
ポイントは近い方がいいですか?
ポイントが近いかどうかっていうのは振り遅れたときの話。
きちっと捉えれれるなら前のほうが飛びます。
ストレートと変化球、どちらを待つべきでしょうか?
変化球は曲がる。一方でストレートは反射的に対応することができます。
変化球の軌道をイメージして待っておいたうえで、ストレートに反応します。
流し打ちでホームランを打ちたいです
流し打ちでホームランしたければインコースを狙いましょう。
宮川理論にとって筋トレは必要ですか?
技術的なことは宮川理論で出来るので、あとは筋トレをすればよいと思います。
バッティングで力んでしまいます…
バッティングの力みはグリップの「握り」から生まれる。
両方、または片方の握り(右打者なら左手)を緩くして、
グリップを前に出すことだけ考えれば良いと思います。
高めのボール球を振ってしまいます…
高めのボールを振ってしまう人は姿勢が良い傾向にあります。
前傾姿勢(猫背とは別物)にすると、高めのボール球は振らなくなります。
子供に対する宮川理論のわかりやすい伝え方は?
L字逆手て思い切りスイングしてもらえれば良いと思います。
子供に対しては言葉ではなかなか伝わらないと思います。
フォロースルーでバットのヘッドが下がり綺麗な円のスイング起動が描けません。コネてしまっている証拠なのでしょうか?
コネてしまっているのではないかと思います。
なぜヘッドを返さない方が良いのですか?
加速するという意味では返す方が良いのかもしれないが、返すことによって詰まるリスクが増えると思います。
円柱と球の衝突なので、加速よりも詰まるリスクを回避したほうが良いように思います。
マシン打ちやティーでもL字逆手でやっても良いですか?
L字逆手、そして正対打ちを練習ではぜひ行ってください。
そして試合はもう何も考えずに打つことが大事です。
「練習は練習」です。
ゆっくり振るようなイメージなんでしょうか?
そのような感覚もアリかもしれませんね。
前で振ろうとするとヘッドが出てしまうので、グリップのグリップエンドから出していくイメージで振るとこのような表現になるのかもしれない。
フライを打つことを意識した方がいいですか?
フライを打つ事よりもちゃんとバットの芯、できれば先の芯ににコンタクトすることを意識すべきだと思います。
ホームランの打ち損ないがヒット、とは?
バットにきちっとボールを当てないとホームランを打つことはできないですよね?
一方でヒットはホームランになるほどバットとボールがきちっと当たっていないわけです。つまり打ち損ないになります。
皆さんが練習してるのは「ヒットの延長がホームラン」。
言い換えると偶然でホームランを打つことを狙っていることになります。
テストに例えるとホームランが100点満点とすれば、偶然テストで100点取ろうとしているのと一緒です。
必然的に100点を取るために努力しなくてはいけません。
右手の使い方はどのように考えていますか?
右手の使い方はこのように抜くイメージです。
(動画の 48:30 ころです)
インパクトの時の頭の位置が後ろの方がボールを長く見られる(打つポイントが後ろ)になると思うのですが、なるべく後ろの方が良いでしょうか?
無理に長く見る必要はないんじゃないでしょうか?
不思議なもので、ただ待っていたら速く見えるんですが、自分が打ちに行ったほうが遅く見えると思います。身体を早く回転しようと思うと意外に球が来ない。
後ろで見ようと思わずに、前で体をしっかり回すことにトライして欲しいと思います。
バットの芯を肩から離さないように振ることができません…。
左腕(右打者)を伸ばしていないから、または、左手のグリップが強すぎるからだと思います。
腕にヘッドを乗せて振るという方法もありますよ(動画50:05)。
インパクトの時のボトムハンドは曲げたときだけのほうが良いでしょうか?
あんまり考えたことがありません。
グリップを前に出すことだけを考えればいいと思います。
// End
気になっていることはとにかく試してみよう
僕自身、宮川理論を始めた時に感じたのが、質問をしても、
「いや、こういうふうにやればいいんですよ」
という回答が多くて、
「うーん、あんまり丁寧に回答してもらえないんだなぁ」
と思ったことも正直なところありました。
今回出た質問だと
「ボトムハンドを曲げるべきか」
「フライングエルボーをすべきか」
の点などは、
上述の議事録(笑)を読んでも一見不親切に感じることがあるかもしれません。
ですが、自分でもやってみて思うのですが
「左腕を伸ばした状態で、とにかく回転を意識」
してやってみると、
「あれ、どうして今までバッティングでこういうことを気にしていたんだろう」
と思うことが確かに出てくるんです。
まずは、
宮川理論チャンネルの宮川理論基本講座
を見て試してみる。
そして、変化を感じてみる。
変化が感じられなくて悩むようであれば指導を受けてみてください。
ちなみに、アテクシも指導できますので、いつでもお声がけください(笑)
「いや、こういうふうにやればいいんですよ」
という回答が多くて、
「うーん、あんまり丁寧に回答してもらえないんだなぁ」
と思ったことも正直なところありました。
今回出た質問だと
「ボトムハンドを曲げるべきか」
「フライングエルボーをすべきか」
の点などは、
上述の議事録(笑)を読んでも一見不親切に感じることがあるかもしれません。
ですが、自分でもやってみて思うのですが
「左腕を伸ばした状態で、とにかく回転を意識」
してやってみると、
「あれ、どうして今までバッティングでこういうことを気にしていたんだろう」
と思うことが確かに出てくるんです。
まずは、
宮川理論チャンネルの宮川理論基本講座
を見て試してみる。
そして、変化を感じてみる。
変化が感じられなくて悩むようであれば指導を受けてみてください。
ちなみに、アテクシも指導できますので、いつでもお声がけください(笑)
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