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2020年6月7日日曜日

[最終回!]「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の拾壱



ついにこの振り返りも最終回!!!

リスナー(笑)の皆さんの中には

「いや、もう少し技術的な濃いところももっと。。。」

と思われたかもしれませんが、

生放送内でもありました通り、

宮川理論チャンネルでは別途技術動画がございます。

(こちらの再生リストご参照ください)

技術動画では網羅しきれない「思考」に関する部分、

その点を十二分に知ることのできた生放送シリーズであったと僕は思います。

「技術」×「思考」は車の両輪。

今後も動画、この議事録を見返しながら、

皆さん学びを深めて技術を高めてください!!

(あ、良かったら指導も受けてみてください(笑))


それでは最終回の議事録、どうぞ!


本日のメインお題は

「試合での心構え」

です!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

試合での心構え
動画指導でも感じるのですが、皆なぜ構える際にしゃがむのでしょうか?
難しい球に対応しようとしているように思います。
速い球に振り負けないようにしている意識が強いのではないでしょうか。

私は個人的には速い球は苦になりませんでした。
なので速い球に対する恐怖感がなかったように思います。
むしろ「打って当たり前」と思われる、遅い方に対する方が苦手でした。

心構えで考えてほしいのですが、皆さん
「中学生の投手相手にダルビッシュ投手に相対するような心構え」
はしないですよね?

遅い球の相手に対しては「L字逆手」でボールを打つような心構えでもいいんじゃないかと思います。
これまでもお伝えした通り
「バッティングの構えは1つでなくてもよい。ただし、打ち方は一つ。」
なのです。
いろんな投手に対応するバリエーションがあってよいと思います。

また、足を上げて打ちに行く際には、ステップが合わなければ手を離したり、右脚を連れていくという対応もできます。
「インパクトでドン」
を身に着ける事で、足を上げながらボールを待ち、
インステップ、アウトステップで対応することもできます。

基本線は
「インコースの速球待ちで外や遅い球に対応する」
なんですが、それもカウントによって異なってきます。
ストレート狙いなのか、
ストレートと変化球で5分5分なのか、
その都度変える必要があります。
個人的には究極は
「変化球待ちのストレート対応」
初級カーブを打つバッターは少ないわけですから、
カウントを整えてくるのはたいてい変化球ですよね?
また、外の球はバットを投げだせば当たります。

立ち位置についてもラインに寄るのか、離れるのか、
投手よりに立つのか、捕手よりに立つのか。
相手投手、捕手、状況に合わせて、柔軟に対応できる技術を身に着けましょう。

宮川理論の広がり方について
ツイッターでのやりとりやライブ配信をしていても
やや宮川式とは違う宮川理論が伝わっているように思います。
過去に指導を受けた人からの又聞きが原因ではないかと思うのですが、
人のバッティングに介入するのは選手の未来に関わることです。
指導するのも覚悟が必要ではないかと思います。
ただ、基本的には選手を無用に怒鳴らない指導者の方ばかりでしょうから、
そういう考え方が広がるのは良いことだと思います。
宮川理論を指導者に否定される方がいらっしゃるかもしれませんが、
その際にはまずはよく話し合ってみてください。

三振すると怒られるので追い込まれると極端に打率下がります…
空振り三振を恐れるからボール球を振るようになります。
MLB では変化球がちょっとでもボール気味なら降らないですよね。
極端なボール球を狙うよりも、
「打てるコースがストライク」
と打ちやすい球を打つのが MLB の強打者という印象があります。審判も高低には非常に厳しいのでしょう。
凡打も三振もアウトはアウト。
空振り三振も見逃し三振もアウトはアウト。
むしろ「相手のミスに期待する」内野ゴロを
「スポーツマンシップに反する」
と怒ったほうが良いのではないかと思います。

速い球に遅れてしまうのではないですか?
速球にヤマをはっていれば遅れることはないですよね?
速い球と遅い球を同じように構える必要はあるのではないかと思います。

動画を送ってくれる人たちに対して
スローで動画を送るのはやめてください。むしろ見づらくなります。
また、L字逆手の動画でも試合で打っているような力みがでてしまっています。
注意して取り組んでください。
みな真面目なので「いい加減(=ちょうど良い脱力加減)」で。
試合感出さなくて良いです。
試合でもここ一番で言われるのは
「リラックスして打て」
ですよね?

選手たち指導する際に、技術面で大きな声で怒鳴って指導することはありますか?
昔は怒鳴り散らしていたが、今は教育委員会も高野連も守ってはくれません。
そのような指導はしません。

​ビハインドで4番ファーストがセーフティして凡退したら怒りますか?
場面によるので一概には言えませんね。

学校教育について思う事
基本的には「テストが全て」にした方が良いように思います。
「30点しか取れない子」は相応の努力しかしていない。
現状は絶対評価ではなく相対評価をしてしまっている。
ライブで語った
「野球と英語塾とのコラボ」
については、本来は学校がすべきこと。
公立学校は「勉強だけ」になってしまっています。
「勉強しないとクラブできない」
という事にして、
「勉強できない子は私学で野球を」
というようなすみわけをした方が良いのではないかと思います。

これまで語られてきた
「バットとボールの関係」
についてですが
トップスピンでボール飛ばすということでしょうか
そもそもの軌道がやや「下から上」であることが前提です。
そのうえでボールの上側を狙うのでドライブ回転がかかります。
流し打ちの時にはより呼び込んで同じく上っ面を狙います。
バッティングではミスすることを全体に考えなければいけないので、
この狙いでより上っ面を叩けばカンガルーゴロ、下っ面を打てばバックスピンで飛んでいくことになります。
「飛距離が落ちるのでは?」
と思われるかもしれませんが、それは当たりが浅いからです。

正対打ちでセンター方向に打つと流し打ちのいい練習になると思うのですが、言われるように引っ張るほうがいいのでしょうか?
引っ張ったほうが良いですね。
上半身の引っ張る形を覚えさせることができます。

ホウキのスイングはインサイドアウトを意識すべきですか?
ホウキはグリップ先行を意識するものです。
インサイドアウトはあまり気にしないでください。

「バットが教えてくれる」という話について教えてください。
理にかなっていれば、自然に球は飛ぶということですか?
音の鳴り方でどの部分でヘッドが走ってくるかがわかる。
低く鈍い音がストライクゾーンで長く聞こえるようであれば良いですね。

​腕が伸びきっている状態と伸びきっていないのどっちが飛びますか?
遠心力が効くので伸びきったほうが飛びます。

バッティングを教える事について
基本的には
「誰でもできること」
がバッティング。
こどもが自転車乗る事と変わりはありません。
黙って見守って、間違ったときは指摘。
バットも最初は重く感じるかもしれませんが、
徐々にバランスが取れてくる。
L字のスタンスでちゃんと足元から教えること。
上から打ちに行く癖で最初顔が突っ込むかもしれませんが、
そもそもL字逆手は教えなくても自然発生的に生まれる動作。
少々のレベルの相手であれば、L字逆手でも十分に打てます。

// End


大事なことは「何度も何度も伝えること」


改めまして、宮川先生、山田代表ライブ放送おつかれさまでした。

議事録をまとめていると、質問に対応しながら、連日同じ内容を根気よく説明されていたように思います。

ですが、改めて皆さんの反応を見ると、その内容を新鮮にとらえてくださっているように思いました。

僕自身、新たな発見もあったとはいえ、既知の内容もありましたが、

まだまだ宮川理論を世の中に広めるためには

自分にとっては「すでに知っている内容」であったとしても

根気よく何度も何度も伝えていかなければいけないと思いました。

今回より理解が深まったので、

将来的には僕自身がライブ放送でお伝えできるようになりたいと思います(笑)


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宮川理論公式

2020年6月5日金曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の拾


さぁ、ついに10回に到達しましたライブ放送!

いやね、自分の師匠におべんちゃらを使うわけではないんですが...

議事録まとめていて思うことは

YouTuber が本職というわけでもないのに10回も連続でライブ放送するなんて誰にでもできることではないと思います。

「内容が同じ事をしゃべってるんじゃないの?」

と思う人もいるかもしれませんが、

自分の中に「核」となるものがないとできないことですよね。

そしてそれだけ同じようなことで悩んでいらっしゃる方が多いんだと思います。


改めて「バットとボールの関係」を!


では、本日もまいりましょうか!

本日のメインお題はここまでの生放送で語られ続けてきた

「バットとボールの関係」

です!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

最近無料動画指導を行って感じること
スイングの力みもそうですが、40年ほど前から指導内容が変わっていないように見えます。野球界としてこれは由々しき問題だと思っています。
日本全国どこでもおなじ間違いをしているように見えます。
また、バッティングについて意見を交わしてはいますが、なかなか斬新な意見というものはないように感じました。

バットとボールの関係について
とにかく膝の上下を使いたがる傾向が見受けられます。
たとえばゴルフ、特に正確さを求められるアプローチでは、
「ブレるし、細かいタッチが出ないので、膝を使わない」
という話を教えられます。
正確さ、そして飛距離の面でも正確にバットとボールが衝突するような軌道を意識した方が良いのではないかと思います。
特にボールのどの位置を打つのかについてあまり考えていない人が多いように感じます。


スライスする打球が多いという人がいたのですが、
「インコースは3アウトコースは4を狙っている」
という話でした。
この2つの象限はバットの上側にボールが当たるため
どちらも引っ張れないように思います。
引っ張りたいなら2または4を狙うべきです。
私自身は流すときも2を狙っています。
また、構える時の足についてですが、
皆さん足を広げて立って構えています。
メジャーリーガなどは広く立っても戻してからステップしていきますが、
日本のノーステップはそのまま足を上げて降ろす感じなので力が要ります。
女子野球の選手のスイングを見ていると特に足を広げて立ってかつしゃがみがちになっているので、打ちに行く際に体が浮いてしまうのではないかと思います。
力がない選手であるほど、つったって構えて、打つときに下がっていくほうが理にかなっていると言えるのではないでしょうか。
ウェイトトレーニングのように
「練習は練習」
としっかり棲み分けて、L字逆手のドリルを実施してください。

​右打者ですが、外角の球を右方向に切れることを少なくしたいです。やはりボールの上を打つ感覚がいいのでしょうか?個人的には、外角の球も真ん中より手前のボールに対するインパクトと同じタイミングで打ちにいってしまうため、力の入るインパクトで打つことができていないのではないかと考えています。
下側をうつとスライスして切れてしまいますね。
上記4象限の2番で打つのが良いでしょう。
詰まると1番にあたってしまいスライスするので、回転で打つことが重要になってきます。

硬式のロンティーをしているのですが、飛距離が伸びません…。
上記のバットとボールの回転を念頭に置いて打ってみましょう。
ゴルフもそうですが、トップスピン回転の方がやってみると飛びます。
あまり極端なイメージ付けは良くないかもしれませんが、
卓球のスマッシュと同様なイメージを持って打ってみると良いかもしれません。
また、軌道に関しては、"若干"下から上に振り上げる軌道になったほうが下っ面を叩けばファウル、上っ面を叩けばカンガルーゴロになります。

「バットとボールの関係」はソフトボールにもつながりますか?
基本的には同じなのでつながると思います。投手までの距離が違うので難しい部分があるかとは思いますが…。
ソフトボールだとライズボールというものもありますが、基本的にあればボールなので手を出さないことが第一です。抜く球の方が難しく感じるかもしれませんが、決して大きく曲がるものではないので対応できるかと思います。

​子供は右打ちがうまいと褒められるのですが飛距離が出ません。
高校進学後もこのままでいいのでしょうか?
プロを視野に入れるのであれば、少なくともホームランを打つことができないといけないと思います。

プロ野球の名選手の著書を読むと
「ボールの下にバットを入れて回転を入れたら、飛距離が伸びる」
というのを聞いたことがありますが、あれは名選手だから可能ということでしょうか?
「ボールの下にバットを入れるて打球を上げる」
というのはダウンスイングなのかどうかが発言だけでははっきりしないと思います。
実際にやってみると言葉通りのやり方で飛ばすのはかなりのパワーが居ることがわかります。
名選手のいう事が必ずしも正しいとは限らないので、注意が必要かなと思います。

​打順の考え方について教えて下さい。
「2番打者最強説」というトレンドもあると思いますが、選手の性格もあるので一概には言えないとは思います。
一方で、チーム指導をしてみるとわかるのですが、打順云々というよりも意識の持ち方で確実にOPSは向上します。

​右対右、右対左 左対左、左対右のバッター ピッチャーの関係性については どう思われますか?難易度や打者としての考え方など
(この質問は残念ながら埋もれてしまいましたかね…)

世間に​指導者を育てる雰囲気がなかなかないなと感じます
雰囲気という要素もあるかもしれませんが、指導者の気概の問題かなとも思います。

セイバーメトリクスの観点で言うと、投手力とは「奪三振をより多く取り、与四球と本塁打をより減らせること」と言われていました。コントロールは最重要なのですかね?
確かに重要かとは思います。一方で投げ損ないは必ずあるので、その際は球が速いと有利ですよね。

球種は多い方がいいのでしょうか?個人的には1つ2つくらいを磨く方がいいとは思いますが…。
三球続けて投げて空振り取れる球種があればプロで通用すると思います。そんな球が1球あれば素晴らしいですね。

​裏芯の語源を知りたいです。バットの先に近い芯のことでしょうか?
バットのマークに正対してバットを握ったときに、ちょうど裏側にくる位置の芯が裏芯です。「正しい芯」という表現にしようかと思っていましたが、「正しい」という言葉はいつか「間違った」ものになる可能性もあるので「裏芯」というネーミングにしました。
裏芯で捉えるとバットのエネルギーを効率よく伝えられるようになります。
そのため、無用な力みが取れて、引き付けられるようになるのではないかなと思います。

裏芯で打つ意味を説明する際、自然とヘッドが下がっていい軌道で当たるからという説明でいいでしょうか?
そのような説明だと何センチさがるの?という話になってきます。
​説明では難しいケースが多いので、説明がなくても体得できるようにドリルを設定しています。

ボール球を振ったら怒鳴られ、次のストライクを見逃したら、さらに怒鳴り散らされ、びくびくしながら打席に入る子どもがかわいそうです。
空振り三振でも見逃し三振でもアウトはアウト。
日本の野球は「言い訳の野球」になっていると思います。

​低めを打つときは、グリップを落とす感覚でいいんでしょうか?
ヘッドを落とす感覚です。それでも十分届くと思います。
ただし、低い球をすくいあげて長打を打つには少しポイントを前にする必要があります。

「これはあまり意味がないんじゃないか」と思われる練習は何でしょうか?
ウォーミングアップやキャッチボールは並んでしなくても良いかな、と思います。
あとは長距離走でしょうか。
ただ、個人練習を促すとトスやキャッチボールに走ってしまう選手は多いです。
「筋力のない人はウェイト」というように、自分の課題を見極めて自主練習させるのは難しいですが、無理強いさせる時代でもないので、我々は待つ必要があります。

// End


コメントから見る、ライブ放送の効果


ライブ放送といっても大半はやはり「観る専門」の方が多いのではないかと思います。

その中でコメントの内容、質問もより具体的になっているように思います。

コメントの常連さんもいらっしゃいますし、新規で突っ込んだ質問をされている方も毎回出てきているので、

「ああ、ライブ放送の効果がしっかり出ているんだなぁ」

と振り返りながら実感しています。

「小学校まで野球していたけど、今回宮川理論を知って衝撃を受けた」

「インパクトでドンが実際にハマった」

という嬉しいコメントもありました。

個人的には新たに指導依頼も頂戴しましたので、

これからどんどん広がっていってほしいと思います。


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宮川理論公式

2020年6月2日火曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の捌



えーっとですね、今回は正直なところ、

「動画見てください」

のほうが良いかと思います(笑)

「宮川先生の甲子園での体験談」

がメインなので。。。

とはいえ、バッティングに関する質問部分は書かせていただきましたので、

ご査収ください。>山田代表(笑)


というわけで、今日は少なめ議事録ですが。。。(汗)


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
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// Start

L字逆手の動画を送ってきてもらっているが…
きちんとできていないものが多いです。
基本的にモノマネをすれば良いだけなのですが、
自分がイメージしたことを表現できていないような気がします。
そんな場合は指導員に見てもらうことをお勧めします。

試合で両手フィニッシュになってしまうのはなぜ?
基本的に詰まっているからではないかと思います。
例えば泳ぐケースでは両手フィニッシュになる人はいません。

王選手くらいの前傾が理想でしょうか?
その通りだと思いますが、動画を参考にされる場合はその時の選手の状態に注意を払うことが必要です。
たとえば、王選手も晩年はそれほど前傾してはいませんし、ホームランの映像にしても
「何試合も連続で打っているか」
「数十打席ぶりに出た一発なのか」
で状態が違います。
(ひとつの動画に固執しないようにしましょう。)

海外の選手は前傾している選手が多いように思いますが
どちらかというと「前傾」というより「スタンスが広い」選手が多いように思います。

ストレッチや身体が柔らかいことは野球の技術的には重要でしょうか?怪我を防げるのはあるかなとは思ってますが…。
肩甲骨と股関節の柔軟性は重要だと思いますが、バッティングの動作そのものには大きく寄与しないかもしれませんね。

// End


L字逆手は、誰かに見てもらおう


この生放送にもありましたが、一見ちゃんとできていそうなL字逆手もちゃんとできてるようでできていないものです。


アテクシ自身、指導員になる前は
「ちゃんとうまくできているかな」
とは思っていましたが、当時の指導員さんから動画指導でだいぶ指摘を受けました。

当時よりもやり方、お作法については結構丁寧に解説はされていると思います。
こちらの動画をご覧になって、まずはトライしてみましょう。



「うまくいかないな」
「同じようにならないな」

と思ったら、ぜひ下記までご連絡ください。


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宮川理論公式

2020年6月1日月曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の漆




すいません、前回はうっかり9回目の生放送の議事録をアップしてしまいました。。。

今回は

「練習は練習」「試合は試合」

として明確にすみ分けをしている宮川理論での

「フリーバッティング」

への臨み方をメインに解説です!


今度こそ(笑)第7回目生放送議事録


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
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// Start

フリーバッティングではどのようなことを意識して打てば良いでしょうか?
常にバットとボールの関係を考えることが重要です。
通常みなさんトスバッティングでアップしますが、
私はフリーバッティングでアップすることをお勧めしたいと思います。
イチロー選手のように呼び込んでリラックスしながら打つことが理想ですね。
いきなり全力では打たずに徐々に力入れる形で打つとアップがわりにもなるので、
力感と打球のイメージが合うところまで打ってみましょう。
余談ですが、過去シニア監督とのホームラン競争をしたことがあります。
そこで思ったのは
「ホームランを打って見せれる大人がいない」
ということですね。
その原因は「ホームランを打つ練習をしていないから」だと考えています。
また、遅い球でホームランを打てない人は、早い球でも打つことは難しいでしょうね。

球の待ち方と対応についておさらい
・インハイ待ちのアウトコース低め対応。
・速い球待ちの遅い球対応
が基本線となります。
一方で、上級者向けの選択肢として、
・アウトコース待ちのインコース対応
・変化球待ちのストレート対応
についてもオプションとして練習してみてほしいと思います。

バットとボールの関係について
捕手側から見たボールの4つの象限に対して、
宮川理論はバットの下側で [2] を狙います。
この際、バットの先の芯で捉えようとすることが大事です。
結果としてフックがかかるので、
右方向の打球が切れずにヒットゾーンに入るようになります。
より上っ面を叩く場合は「カンガルーゴロ」という強いゴロの打球になります。
また、ヘッドがやや下がってしまう場合でもホップフライになる可能性は低くなります。
中村剛也選手も最近 YouTube でボールの外側 [2] [4] を狙うという話をされていましたね。

全力でのスイングの練習は必要ないのでしょうか?
疲れるだけなので必要ないのでないかと思います。
また、かちあげるようなスイングが世の中に散見されますが、
観た感じの凄さを追い求めるよりも、
よりシンプルに打てるように練習したほうが良いと思います。
一切必要ない、とまでは言いませんが、
芯にまともに当たる確率は低いと思います。
ホームラン競争でも打ち損ないは力みによるものがほとんど。
まずは「芯に当てる」ことが大事です。

スイングスピードを上げる方法は?
グリップの握り方を柔らかくしてグリップエンドから引いてヘッドを出すことでスイングスピードは上がります。
自分でねヘッドを走らそうと思った時点で右手がブレーキとなり邪魔になってしまいます。
回転で先の芯で打つ意識でないとヘッドは走りません。

バットを握るとき右と左の指関節の合わせ、握りの深さはどのようにしたら良いでしょうか?
極端にいうと握りません。そのくらい軽い力感でバットを扱います。
握るのはスイングした際にバットが飛んでいくのをこらえるために握るくらいです。

グリップ(エンド)でボールを取らえる感覚は重要でしょうか?
そのような感覚はありません。
また、ピンポイントで捉える感覚ではなく奥行きのあるゾーンで捉えることが大事です。
ピンポイントでなくてもゾーンで捉えれば十分にボールは飛んでいきます。
基本的には来るボールを払うイメージでバットを振るのですが、
泳いでしまったときにはヘッドを前に出す感覚も出てきますし、
振り遅れた時は押すイメージも生まれます。

引っかけた様なゴロが多くなるのですが…。
着地が速く、ボールが待てないために突っ込み、ひっかけてしまうのではないかと思います。
「インパクトでドン」を心がけて練習してみましょう。

たまにヘッドが走りすぎて、バットのてっぺんに当たってしまいます…
ボールとの距離感が合っていないのではないかと思います。
これも着地が早いことが原因ではないかと思いますが、
体が突っ込んで、かぶせてゴロを打ってしまう場合とは逆で、
体がもどってしまうケースがありますが、その場合バットの先端に当たってしまいます。
手を離して打ってみるのが一番かと思います。

左バッターですが、ほとんどの打席がショートフライかサードファールフライになってしまいます…。
着地が早く、前に突っ込んでしまっているのではないでしょうか。
ポイントが前で、かつ流そうとしているのではないかと思います。
右胸、右膝の前で捉えようとすると、ファウルになると思います。
そこから回転で打つスタイルを身に着けていくと良いでしょう。

後ろ足を連れていくことの利点
着地が早く場合には後ろ足を連れていくことも対処方法のひとつとなります。
これにより、スタンスが狭くなるため股関節での回転を導き出しやすくなります。

インパクトするまでボール見るべきでしょうか?
見るべきだと思います。
そうしないと打つことはできません。

​インパクトの力の入れ加減というのは、感覚ではどれくらいでしょうか?
ほんのわずかです。大きな力みは必要ありません。

ゴルフ、野球における打った後の目線の効果について
打った後の目線が高いと打球は上がり、目線が低いとスライスするように思います。
打った後の目線は下げないように、気を付けてください。

構えの時に気を付けること
下半身についてはしゃがみすぎの人が多いように思います。
低く構えると打ちに行く際に一旦起き上がってしまい、ブレが生じます。
人間は重力の影響を必ず受けるので、
高いところから低いところに動いたほうが理にかなっています。
しゃがみすぎているとその流れに逆行してしまいます。
よく言う「上から下へ」のダウンスイングも、
ヘッドを最短距離で下ろすのではなく、ヘッドを捕手よりに落とす
「上から下へ」のスイングは理にかなっています。

前屈して構えた方良いですか?
高めの見極めが良くなるので良いと思います。

ヘッドは顔の前で入れたほうが良いですか?それとも頭の後ろで入れたほうが良いですか?
顔の前はやめましょう。
頭の後ろで入れてください。

練習に羽根打ちは適しているでしょうか?
適していると思います。
重いボールは絶対打たないほうが良いです。

縦回転のスイングをすることができません…
地面段ボールをL時に折った紙など打つ練習をしてみたらよいと思います。

また、今回はフリーバッティング関連以外でも下の様な話題が話されました。

甲子園で勝つためには?
最近では全体練習を2時間程度に抑え、
合理的な自主練習をメインにしている高校も出てきました。
その分自主練習は相当していると思いますし、いい選手が育つと思います。
一方で、いい選手が育つことと勝つこと、特に甲子園で勝つことはまた別の話になると考えています。
甲子園では大観衆の中でのコミュニケーションが重要となります。
ベンチ内での会話も困難になるので、内外野に代表されるような連携プレーは
より時間をかけて練習を行う必要があります。
他にも戦術練習には時間がかかってしまいがちなので、
勝利を求めるのであれば全体練習にもかなり時間をかける必要があります。
もちろん、良い投手が必要であることも重要な要素です。

ウェイトトレするべきでしょうか?
するべきではないかと思います。
ウェイトは負荷の強いストレッチだと思って、ウェイトを下ろす動作を大事にしてください。
一方で、筋力がないと飛ばせないというわけではありません。
体格に優れていなくても打つ練習をすれば身長がなくても打てるようになります。

走り込みは不要でしょうか?
あまり重要でないように思います。
スクワットなどで鍛えるのも有効かと思います。

// End


練習では常にバット&ボールと対話


試合と練習では環境、心構えも大きく異なります。

皆さん練習の内容を試合で生かそうと思って

「練習の環境をより試合に近づける」

ことを考えますよね。

ですが、

「普段通りの実力を試合で出せるようにする」

のであれば、

「よりバッティングの本質を体にしみこませる」

必要があるのではないかと思います。

そのためには

「バットとボールがコース、高さに応じてどのように衝突すると最良の結果が得られるのか」

「最良の結果を得られるようにするために、どれだけ安定して正確な軌道を描けるようになるか」

ここに尽きるのではないでしょうか。

力であったり、スピードといった概念はその土台があったうえで

積み重ねていくべきものではないかと思います。


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宮川理論公式

2020年5月28日木曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の玖





さて、いよいよ第7回の振り返りとなりました。

こうやって書くこと自体自分の勉強になっているのでそれだけでも有益ではあるのですが、

せっかくまとめさせていただいておりますので、より皆さんの目に留まるようにシェア、RT、いいねいただけると、

これから宮川理論に触れる方への理解がより深まると思いますので、

ぜひよろしくお願いいたします!


てなわけで第9回目生放送議事録(笑)


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

野球人口の減少と今後の野球界について
技術的な内容は宮川理論チャンネルの他の動画でも学ぶことができますので、
まずはそちらをご覧いただいて、
ライブでは私の考えていることを率直に伝えていきたいと考えています。
昨今、習い事の低年齢化、多様化が進んでいます。
例えば今野球をしている人がピアニストになっていなかったように、
日本の教育は子どもの将来は親にかかっていると思います。
もちろん他のスポーツに行く可能性もありますが、野球してる親御さんの子供さんは野球をすることが多いと思います。
今後、野球人口を増やす鍵になっているのは私は女子野球ではないかと思います。
一見子供が選択しているようで、やはり親御さんの影響は受けるわけです。
勿論お父さんの意見も大事ですが、お母さんが野球により理解があるとお子さんが野球をしやすくなるので、
女性とって野球がより近いものになるように、女子野球をいかに盛り上げるかが大事ではないかと思っています。

また、野球人口はどんどん減ってるとはいえ、私の肌感覚では進学校の野球人口が増えているように思います。
「勉強もせずに野球をする」
「勉強もせずにスポーツをする」
という時代ではないと思います。
そういう意味でも
「勉学あってのスポーツ」
という路線に今後は進んでいかないといけないのでしょう。
勉強と言ってもいろいろな勉強がありますが、
良い高校、大学に進学するための勉強というよりも、
「生きていく上での頭の回転の世さ」
を身に着けていけるような教育を目指したいと考えています。
なので特に中学校の先生にお願いしたいところなのですが、
学習をしっかりとしたうえで野球をするようにしていただきたい。
学習をないがしろにして猛練習をし、
甲子園行ったからプロ野球に行けるわけではなく、
大船渡高校の佐々木投手のように能力を高めることが大事です。
「何のために勉強をするのか?」
という問いに対して
「お医者さんになりたい」
「東大に入りたい」
という回答と同じような感覚で
「より良い環境で野球をしてプロ野球選手になりたい」
という流れが出来てきても良いように思います。
野球のコーチングも野球単独だけでなく、
例えば学習塾とのタイアップなどもできれば面白いでしょうね。
一方で、成績の悪い選手でもいるわけなので、
そういう子たちにも野球を頑張ってもらいたいと思っています。


プロ野球の選手になりたかったら?
私は
「プロ野球選手になりたいのであれば、日本のシステムに乗っかることが一番」
だと考えています。
最近、海外の独立リーグなどを目指されている傾向が見受けられます。
その自体は素晴らしいことですし、多様な経験を海外で積むということは素晴らしいと思います。
ただ、
「プロ野球選手になりたい!」
という目標があるのであれば、
プロ野球選手になれる確率の高い学校、企業を経由してなるのが良いだろうなと思います。
目的と手段を混同しないように、
また、目的に対しての自分の実力をしっかりと見極めて、
最適な選択肢をとってほしいと考えています。


中学校から野球を始めることは遅すぎるのか?
遅すぎることはありません。
小中でしっかりと学習できるようになり、
高校野球の世界に入っていく。
そのために中学校までにはかっ飛ばせるようにして送り出したいと考えています。
発信してから10年強、いまだ宮川理論を否定する人もいますが、
現役の公認指導員、卒業された公認指導員が180人程度全国に散らばっていますので、
今後変えていきたいと考えています。


中学で硬式・軟式のどちらに取り組むかは関係ありますか?
硬式・軟式というくくりではなく、その環境によると思います。
また、環境に恵まれなくても昨今 Youtube で学習ができるので、
自力で成長することもできるのではないかとおもいます。


L字・逆手の練習の際に、高めを振る感じで良いでしょうか?
また、コースごとに意識することは変わりますか?
はい、まず高めで練習してください。
内角は左足前、外角は右足前とバットの音をならず場所が異なってきます。


脱力について
最近動画指導依頼が良く来るのですが
「親の仇!」
くらいに力を入れていることがほとんどです。
脱力をして
「7-8割の全力」
を目指してほしいのですが、
ただ「脱力」しようと思っても脱力することは難しいですよね。
コツとしては
・どこかに一点力を入れる
 (例・ボトムハンドは中~小指でしっかり握る)
・リラックスして脱力の効いた構えをめざす
 構えた時のフォームが理想的でないと脱力ができない。
 理想の構えがあってこそ理想のスイングにつながる。
脱力の効いた理想の構えから理想の打撃を導き出すことが宮川理論の近道。
日本の野球界にありがちな「やった感」「力感」にとらわれてはいけません。
また、バッティングで使うのは
「筋力」
でなく
「反射神経」
です。
「力」
を意識すると無意識に対応することができません。
「練習は練習」「試合は試合」
試合では無意識に勝手に反応、自動操縦できるように
宮川理論のドリルを反復して刷り込んでほしいと思います。
また、
「練習は試合のつもりで死ぬ気で取り組んで、試合ではリラックス」
とよく言われますが、これって矛盾してますよね?
「ピッチャーはゴロを打たせたいのに、バッターがゴロを打つように指導する」
など、野球界は矛盾に満ちています。
試合で「リラックス」を求めるのであれば、
練習でも「笑顔でリラックス」すること。
これが
「試合のつもりで練習に取り組む」
事につながります。
一発勝負の高校野球は緊張しやすいので特に注意が必要です。


下半身に関しては力んでもあまり影響はないと感じるので、バットを持っている手の力みかなと。
しゃがみすぎるのはよくない。無駄な筋力は使わないことが脱力につながる。
なぜ脱力が良いかというと、
「打とうとしてドンピシャのタイミングで打てる」
などということは自分の体験から言っても半分くらいしかない。
他は「なんとか泳いで運べた」「詰まっても打てた」など、なんとか対応出来た感じでした。
バッティングは本当に微妙な調整で成り立っています。
脱力して反射神経を使って反応できるようにしておかないといけないと思います。


ホームランが狙って打てる選手たちに共通項があるといわれていますが、守備が上手い選手たちにも共通項があるでしょうか?
上手い選手ほど「ファインプレーしよう」と考えているように思います。
下手な選手は前後の動きを意識して体が固まっています。
反面、上手な選手は左右の動きを意識しています。
ファインプレーを狙うためには
自分の肩の強さ、バットとボールの関係から打球方向を判断する必要があります。
自分の前を転がるボテボテの打球は焦らなくて良いですよね?
簡単な打球を意識している人は守備がうまくありません。

また、私は守備の基本は「歩き」と同じだと考えています。
左足が前にくると右手が前。
右足が前にくると左手が前。
「ナンバ歩き」
ではないのですから、
左足を前に出して左手で捕るのは理にかなっていません。
上手い選手は右半身が前に来て斜になっており、
その状態で身体の正面で捕るようなイメージです。
右足重心ということではありません。
懐が深く、打球との距離感もつかみやすくなるので、
イレギュラーにも対応しやすいというメリットが生まれます。
内外野のバックホーム時の捕球のような動作です。
バックホームと言えば、
外野のバックホームは左足前を前にすると4歩で投げます。
歩数は多いのですが、そのぶん勢いをつけることが可能です。
一方で右足前は3歩で投げることができる。
歩数が少ない分勢いがつけられないデメリットがあるように感じるかもしれませんが、
投げてしまえば当然ボールの速さの方が速いので、
「一歩ぶん持っている時間
が無駄になってしまっているわけです。

また、ハンドリングの面でいうと、
飛んでくるボールに対し、
グラブを下+上に手を添えるような形で捕ろうとすると、
グラブの土手に当たるとケガをしやすいイレギュラーになってしまう。
ボールを飛んでくるに対し、
飛んでくる蚊を両手で叩くような手の向きで当て捕りをすると良いでしょう。

ボールの追いかけ方については
スプリットステップなども参考になるが、
和田賢一さんの「走り方革命理論」が参考になると思います。
世界レベルの実績を持つこと自体素晴らしいが、
きちんとが理論立てて教えられているので参考にしてほしいです。
守備の足の運び方でいうと、
「重心を抜く+始動はすり足」
が適しているように思います。


投球指導について気を付けることは何ですか?
まず、投手育成に関しては現場で見て、投手の後ろから見るようにしています
投手の調子が良い時には捕手側から見ることもあるが、
基本的には見られると投手は力んでしまうのが理由です。
力んでしまう。特にベンチ当落線上の選手などは余計に気をつけなければいけません。


肩を強くするにはどのようにすれば良いですか?
遠投が適しているように思います。
ただし、力みやすい人ほどゆっくりと山なりのボールを投げることに気を付けてください。
このドリルで自分に適したリリースポイントを覚えて、
そこからライナー気味の送球に展開してみることです。
プロになるにはどのくらいのパフォーマンスができれば良いのかを聞かれるのですが、
この遠投で 90m くらい投げられるようにであれば 130km/h は出せるかと思います。
とにかく故障が怖いので、力感に気を付けて実施してみてください。


バッティングで詰まってしまいます
長さの克服が出来ていないのでしょう。
「インパクトでドン+回転」
で先の芯で捉えるのですが、
みな先に着地したがる傾向にあります。
余談ですが、力のない人ほど打席でしゃがみたがる傾向にあります。
膝を曲げて、しゃがんで構えると、
必ず一旦体勢が上に上がってしまうので、
ミスショットにつながりやすくなります。
であれば、リラックスしてちゃんと立って、
打ちにいくに従って上から下へ下がったほうが理にかなっていると思います。


練習さぼりたくなったらどうすれば良いでしょうか?
見つからない程度にうまくサボってください(笑)
個人的に思うのは野球の練習は
アップが多すぎてアップアップしているように思います(笑)
アップを排して、いきなりフリーバッティングをするような形でも良い。
アップ自体はできる限り減らし、馬見塚先生が推奨されるように、
練習中15分に1回くらいはストレッチしたほうが効率的かな思います。


もしライブ放送や動画を見てもうまくできない場合
野球界は一生懸命やる人ほど試合に出れない傾向にあると思います。
できる人はこの放送や動画でできてしまう。
だが、出来ない人はわかっていない部分がある。
分かっていない部分をそのままにしないで、
素直に人に習うことが一番の方法だと思います。
ただ、そのことについて悩むことはありません。
野球界の多くの人が間違えていることなので、共に学んでいきましょう。


// End


「常識はいつも覆されるもの」


今回は宮川理論、そしてすべてのスポーツの真髄ともいえる

「脱力」

そして、

「ホームランを、全ての人に」

を提唱する宮川理論らしからぬ?

守備・投球の内容が濃い回となりました。

この回の途中で宮川先生は

「常識はいつも、覆される」

と仰られましたが、

「なんとなく野球界で経験則的に『常識』を呼ばれれていたものに対して
 
 人間の動作の本質に目を向けつつ再考してみる」

そんな部分が投球にも、守備にも展開されているような気がします。

僕自身、技術もそうですが、こういう

「着眼点」「思考」

といった部分を今まさに学ばせてもらっています。

この記事をここまで読んでくれた皆さん、共に学びましょう!


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宮川理論公式

2020年5月26日火曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の陸





宮川先生にとっては眠たい時間帯の夜八時開催に戻った生放送!

時間帯も時間帯なのでホロ酔い加減の参加者もいらっしゃいますね(笑)

先生も飲みたいところおつかれさまでございます(笑)

ここまでくると過去の生放送と重複する質問も出てきていますね。

こういう投稿が今後

「よくあるご質問」

につながれば良いかなと思っています。


てなわけで第6回目生放送議事録(笑)


では、早速まいりましょうか!

<<議事録ルール>>
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

最近の SNS から見たバッティングの動向について宮川先生が思う事
かっとばしてる動画をアップしてくれている傾向は良い。
宮川理論を説き始めた当初(10年ほど前)からずいぶんと時代が進んでいるように思います。
「指導者側の壁」があるので依然として難しい部分はありますが、親御さんが一緒に勉強されている方が多く、とても良い傾向であると思います。

「振って戻す」とゴルフのスイングプレーン
以前のライブ放送にあった質問でゴルフのスイングプレーンについてコメントされている方がいらっしゃいました。
ゴルフとは目線が違うので全く同じとはいきませんが、野球の「上から下へ叩きつける」スイングだとインパクトまでのスイングプレーンは省略されすぎているように思います。
特に連ティーの練習を重ねていくとその傾向は強くなるのかもしれません。
連ティーも従来のものではなく、きちんと振って戻す。
戻す際にインパクトした位置からのバックスイングを経てトップに戻すまでの動作が大事になってきます。

体重が重ければ打球は飛ぶと思いますが、体重が軽くても飛ばせるようにしたいです
イチロー選手を観察しているとより「技術が必要」であると感じます。
故障リスクもあるので、まず技術をマスターしてから鍛錬したほうが良いように思います。
一方で、技術の問題と心の問題とは切り離して考えたほうが良いと思います。
特に日本では教えたがりな部分がありますので。。。

甲子園について思う事
自分自身が今後甲子園に出ようと思えば出ることもできるとは思いますが、できれば宮川理論を学んだ若い人に甲子園に行ってほしいと思っています。
過去の経験から甲子園について思うことは、初出場の方が戦いやすいですね。
常連校の方がプレッシャーは大きいと思います。
地方予選を勝ち抜いて出るまでは大変ですが、出てしまえば5分5分の勝負になると思っています。
また、地方大会は甲子園に出れる可能性のあるチームというのは1割くらい。
トーナメントなのでつぶしあいますし、7試合あったとしても強敵は2チーム程度だと思います。
個人的には強豪校のほうが気持ちが高まり「負けてもともと」の気持ちで試合に臨めるので好きです。特に強豪校はエースピッチャーの温存など、判断が難しい部分もあります。
その一方で「ここのチームはイヤだなぁ」と思うチームにどう対処するかが重要だと思います。そのために春の大会も含めて情報収集を入念に行う必要があります。

低めの球に対してもグリップを高めに出していく事を試して、とても感触が良かったです
それで良いと思います。グリップは高く、ヘッドを下げて対処しましょう。

コネないためにボールに回転をかけないように打つのは良いことでしょうか?
バックスピンをかけようとする打球は風に弱くなってしまいます。
回転がかからないように打った方が飛ぶように思います。
ヒットになる確率も考慮し、トップスピン回転、ドローボールを打った方が良いように思います。

L字、逆手で気をつけることはなんですか?
また、そもそも逆手って何の為にするんでしょうか?
低めだと肩を痛める事例が過去にあったので、なるべく高めを練習しましょう。
とにかく回転を妨げないような練習をしてほしい。
投手側の脚で真っすぐ立つ。これを意識してください。
出来ているようで出来ていないことが多いので、注意が必要です。
逆手をすることで手首を返す癖を低減し、
また「裏芯」という芯にあたるようになります。
この「裏芯」の打感、打球が素晴らしいのです。

顔の高さの打ち方も練習してみたいと思います
顔の高さはボールです。
せいぜい脇の下あたりまでにしましょう。

振った後の前足はどのような状態が良いですか?
L字であればそのままで良いと思います。

置きティーでもL字、逆手で打ちますか?
はい、どんどん打ってください。

​ストライクゾーンは低めは
「右打者なら右膝下までなので、ボックスの1番後ろが有利」
とのことでしがたが、
ルールブックでのストライクゾーンはベース通過時点としか書いていませんでした。
この違いについて教えてください。
過去のには右膝ときちんと書かれていたのですが、最近ルールブックを見てみるとそこまで詳細に定義されていません。

​飛距離を伸ばすトレーニングとしては、やはりノックがベストでしょうか?
ベストだと思います。しっかり練習してください。

L字、逆手のティーバッティングでは「3割の全力」「5割の全力」で取り組むべきでしょうか?
はい。全力で振ることは小さな子供でも出来る練習です。
いかに軽く、飛ばことができるか、工夫して取り組んでみてください。

アウトコース低めのボールの下っ面を叩いてファーストフライになってしまうのですが…。
おそらくポイントが投手より過ぎるのではないかと思います。
右足の前くらいで当たればフライにはならず、ファウルで逃げることもできると思いま
す。外角はセンター前に打つイメージ。
左足の前だとファーストフライになってしまいます。

​スイング後に顔を残せって指導は正しいでしょうか?
正しくありません。そもそも打ったらすぐに走るべきだと思います。
また、インコースは体が開かないと打てません。

逆手の練習が上手くできません。
ゆっくりやってみるとできるんじゃないか思います。

​軟球と硬球では打ち方変わりますか?
根本的には変わりません。
切って打とうとすると違いは感じるかもしれません。

​バットの握り方(力の入れかた)としては、指は小指側で握るのと人差し指側だとどちらが良いでしょうか?
私の場合は両手ともに小指~中指の3本指で握るようにしています。
余談ですが、イップスで悩む人はボールをキレイに三本指で握るよりも、わしづかみのほうが良いと思います。イップスは腕の筋肉が硬直していることが多いので、親指を意識し過ぎないわしづかみをしつつ、腕の筋肉の硬直をほぐすことを習慣化すれば良いと思います。これは野手も投手も関係なく試してみてください。

キングティーとは何でしょうか?
通常のティー打撃(スタンドティーではなくソフトトス)よりも投げ手に正対して打つ練習です。

「​後ろ小さく前大きく」を意識したほうが良いでしょうか?
そのようなことは考えず、とにかく回転することを考えましょう。

最近のスローイング理論では
「肘から挙げる」
ではなく、
「前足が着いたときに、手が肩より上がっているほうが良い」
という理論ががありますがどう思いますか?
(ちょっとこの質問は結果てきにスルーされてしまいましたね。。。)

手のマメはできた方がいいんですか?
また、一日の練習量はどのくらいが良いのでしょうか?
出来ないほうが良いです。
練習は一日 15~30 分で良いかと思います。

キャッチャーに求められる人格はどんなものでしょうか?
ピッチャーはわがままな人が多いように思えるので「我慢強さ」かなと思います。

コロナ自粛中にすべき練習は?
本を読み、頭を使うことを勧めています。

「アウトコースを待って、インコースを対応」
という理論がありますが、どう思われますか?
個人的にはちょっと違うように思います。
アウトコースはバット投げても届くので、まずはインコースを狙う。
一流選手だとそういう考えの人もいるかと思いますが、
小さい子にとっては難しいように思います。
余談ですが、強打者と呼ばれる選手はたいがいをアウトコースをかっ飛ばすものの、意外にインコースに苦しみます。
これは対峙するピッチャーが外中心の攻めとなり、インコース対応の経験値が少ないものと考えています。

佐々木朗希投手に近づくためにはどのような練習をすべきですか?
ごはんを食べて、成長する。
技術的にはベースボールクリニックの馬見塚先生や前田健さんなど多様な素晴らしい理論があります。

「体の中で打て」って言う人いますけどインコースは無理ですよね?
インコースは体が回転するのその状態では「体の中」と言えるかもしれません。
厳密にいうともう少し右側で捉えることになると思いますが。

プロの若手世代で、注目している選手は誰でしょうか?
ヤクルトの村上選手は良いバッターだと思います。
清宮選手にも頭角を現してほしいですね。

イチロー選手はホームベースに思い切り踏み込んでいましたが、なぜあんなに打てるんでしょうか。
その際にはある程度ヤマをはっていたのではないかと思っています。

​バッターボックスでの立ち位置はやはり一番後ろがいいですか?
​ベース通過時点がストライクゾーンなので、ベース横に立つとそれより前でストライク、ボールを判断しないといけないと思っていました
ベースは左右のコースを定義する便宜上のものです。
高低の基準はあくまでバッターの体です。
バッターボックスの後ろにたつと、ピッチャーから最も遠いですし、キャッチャーもブルペンのときより下がることになるのでピッチャーとしても若干投げづらくなると思います。

右バッターの右手の押し込み、左バッターの左手の押し込みの重要性はどうお考えです?
「押し込み」については重要だと考えていません。
基本的に「根っこの芯」で詰まっているように思います。
回転を意識して先の芯で当てることが重要です。
この辺りで「金属打ち」「木製打ち」といった差が出てくるのかもしれません。

走力、打力、守備力のうち伸ばすべき力はなんですか?
遅い人は走力がすぐに伸びるように思います。

イチロー選手があれだけ細いのに飛距離が出る一番の要因は何でしょうか?
理にかなった動きをしているからだと思います。
私自身、イチロー選手を研究することで打撃のメカニズムがわかりました。
WBC でも一番飛ばすことのできる選手だったと聞いています。。

​イメージと体の動きは違うので、プロが言う言葉の通りにやると怖いように思います。
そうですよね。感覚の天才と呼ばれる方もいらっしゃいますし。

​素振りは重いバット、軽いバットどちらがいいのですか?
また、試合の場合は軽いバットと重いバットどっちがいいですか?
どちらも軽いものが良いです。
素振りでは100円ショップのホウキも推奨しています。
試合用のバットについてはプロの選手も 880g くらいのものを使っています。

投球がシュート回転してしまうのですが?
いっそのことそれを武器にすればよいと思います。
一方で、シュート回転は押し出ことで生まれやすいです。
もっとたたきつけるようなイメージで投げると良いかと思います。

中学3年のうちにやっておかなければならないことはなんですか?
勉強をしっかりしてください。

宮川理論では
「両目で見なさい」
効き目の活用についてはどう思われますか?
もちろん活用したほうが良いとは思います。
一方で両目でしっかり見ることができていない選手が多いので、まずはそこからかなと思います。

// End


甲子園のことなんてアテクシにはさっぱりわかりません…


今年は残念ながら春夏ともに甲子園大会は中止となってしまいました。

実際に選手・監督として出場し、その過程で得られる知識・経験は、

実際に体験した方から学ぶほかないと思います。

宮川先生は選手としても監督としても甲子園に出場された方なので、

多くの事を学ばせてもらって、伝えていければと考えています。


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宮川理論公式

2020年5月23日土曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の伍





今回は午前中の生放送という事で若干質問数も少なめになった第5回の振り返り。

前回同様に議事録形式でお送りしますが、

質問に影響されない分、非常にためになるお話も多い回となりました。

まだご覧になっていない方、必見ですよ!


てなわけで第5回目生放送議事録(笑)


ちなみに、今回の放送で良くお名前が出てくる

「野球医学の教科書」(Amazon)

でおなじみ

馬見塚尚孝先生の

ベースボールクリニックはこちらです。

野球によるスポーツ障害、ピッチングでお悩みの方、

ぜひホームページをご覧になってみてください。

<<議事録ルール>>
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

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​マメ(水膨れ)が出来た場合は、治るまで待った方がいいですか?

やりすぎは良くないので、痛みが出るようならいったん止める目安としても良いと思います。
馬見塚先生がおっしゃるように痛みを我慢しすぎることで
軟骨骨折をしてしまう小学生もいるそうなので、
試合がないとはいえ、
「多少は痛みを我慢して練習する」
という考えも良くないと思います。
ただし、回数を重ねることは必要です。そのためには力感に注意しましょう。


人間の体の不思議

先日 TV 番組で60歳ぐらいの男性がバッティングセンターの高速マシンを打ち返す映像がありました。これまで気づかなかったそうなのですが、動体視力が非常に良い方だったようです。
野球の神様、川上哲治さんの
「ボールが止まって見えた」
じゃありませんが、私自身小学校6年生の時に一度だけこのような体験をしたことがあります。
人間の目の話で言うと、塗装業の方が誤ってスプレーが目に入りかけた時に反射的に目をつぶっただけでちゃんと防いでいたという話を聞いたことがあります。
守備やバッティングで視線のブレがあるなかでも正確に動作することができることを考えると、人間の体の不思議さを感じます。
このあたりをどのように鍛えていくのか、が今後の野球界の課題なのでしょうか。
また、体幹トレーニングというお話もあります。
2足歩行、4足歩行の違いはありますが、猫や犬などはさほど腹筋は固くなっていませんよね?
そういうことを考慮しても下半身や腹筋よりも上肢のトレーニングにもっと取り組んでもいのではないかなと思います。


インパクト後に右手が伸びきって、左がまだ伸びる余地がある時は、もう右手は、離してもいいですか?

インパクトは両手。その後自然に離れていきます。
スイング後半は普通に考えると右手はついていけなくなるので、手が離れるのが自然です。
ですが、どうしても両手でフォロースルーしたい場合は、ゴルフのドライバーショットのように右手が首に巻きつくくらいまで振る癖をつけると良いと思います。
そうするとグリップを「握る」という過剰な意識を軽減させることができます。
宮川理論で紹介している「逆手」「一閃」等の片手フォローを繰り返すことでスムーズなスイングを身に着けることが出来ますが、その感覚に加えて右手を添えた形が両手フォローのスイングとなります。


ピッチングのドリルはありますか?

ピッチングやスローイングに関してはおいおい形にしていきたいなぁとは思いますが、現時点ではベースボールクリニックの馬見塚先生の投球指導がおすすめです。
ピッチングもバッティング同様に
「トップから一気に投げるだけ」
だと考えています。
馬見塚先生の提唱するステイバックももちろん必要だと考えていますが、
私は基本的に
「トップからリリースまでが勝負」
と考えています。
「自分にとって最適なトップの位置はここだ!」
ということがわかれば、強い球は投げられると思っています。
そのためには、キャッチャーを座られて
「3割の全力」
で投げること。
「3割の全力」
は宮川理論独特の表現ですが、
「7割の力を抜く」
のではなく
「リラックスした状態から3割の力を込めて投げる」
のが 
「3割の全力」
です。
(発展してくると「8割の全力」という言い方もします)
「7割抜く」
と言ってもなかなか抜けないものなんです。
どうしても力を「入れよう」としてしまう。
ということであれば「3割力を入れる」という表現が力を抜く上では適しています。
そのような形式で投げるとふと力が抜ける瞬間があるが、そこが最適なリリースポイント。(バッティングで言うところのインパクト)であると考えています。
また、トップにについては賛否両論あるが、バレーボールのように前から上げて振りだしやすいところを探るのが良いのではないかと思っています。
ただし、これを教えるとなると対面での作業が必要になるので、将来的には遠隔でも指導できるように洗練させていきたいと考えています。
バッティング同様に、より平易な表現でアプローチできるようになれば、動画でお伝えできるかもしれません。
子どもたち相手には遊びながら動作をマスターしてもらえるようなドリルが理想ですし、
野球の楽しさ、気持ちよさをまずは低学年には体験してほしいと考えています。


「甘球必打」というのは追い込まれるまでの考え方ですよね?

いえ、追い込まれても一緒です。
皆さんも「三振したくない」という心理があるので、
どうしても難しいボールをイメージしがちになりますが、
その時点で負けているのではないかと思います。
打者が「追い込まれている」という立場である一方で、
投手は「追い込んでいる」という立場がプレッシャーになり、
投げ損なってしまう可能性があります。
追い込まれれば追い込まれるほど甘い球を待った方が、
打つ確率は高いのではないかと思います。
よく指導現場で
「追い込まれた後の外のスライダーの見極め」
について質問をされるのですが、
基本的にはこれは
「ボール球」
なので捨てるしかないと考えています。
ウィニングショットのほとんどは
「ボールになってもいいから思い切りよく」
という形で投げるように教えます。
また、逆に考えると
「追い込まれてからの外角低めのウィニングショット」
には内角高めへの見せ球がつきものです。
配球を考えて「甘く入った見せ球」こそ狙うべきなのではないかなと思います。
真ん中低めに落ちてくるフォークなどは
「この高さよりも低い球は捨てる」
と考えると、
見せ球のストレートや甘く入ってくるフォークに対応できるようになるわけです。
余談ですが、私は右バッターほどアウトステップしたほうが良いと思っています。
右バッターが左ピッチャーに対するときは
「踏み込め」
と教えられることが多いのですが、私はこれには懐疑的です。
シュート系の変化球はともかく、スライダー、クロスファイアーに対するときは
開いて引っ張りに行った方が理にかなっていると考えています。
日本の野球界には特に
「体が開いてはいけない秒」
が蔓延しているように思いますが、
「体が開く」
というよりは、
「手が遅れる」
という表現を使うべきではないかと思います。
打者が打つとき、また、投手が投げるとき、
体が対投手方向、対打者方向を向かないと動作は成立しません。
手が遅れているので、体が過剰に開いているように見えるのです。
落合選手、栗原選手、広沢選手など、右打者は開いて打つ強打者が多いように思います。


打撃の際に、開くと同時に右手の押し込み、右腰の押し込みが必要と思いますがいかがでしょうか?

「押し込み」というのは直線的な表現なので使いません。
常に「根っこの芯」で「詰まって」打っている人ほどこの感覚は強いのではないかと思います。
「バットを引っ張って回転し、きちっと先の芯で捉える」
ようにすると「押し込む」という感覚とは無縁になります。


人間にとって自然な動作とは

宮川理論に対して確信を持ったのは、小さな子どもの動作がきっかけ。
子どもにバットを与えると、片手フォローになるし、ダウンスイングはしません。
体力的に優れていない人でも行う動作が自然な動作だと思っています。


宮川理論の習得のために最初に何をしたらよいですか?

L字逆手の動画を見て、真似をしてみてほしいと思います。
動画での相談時に注意してほしいのは、
「バッセンでの動画を送ってみて」
とお願いすると、普通に打っている動画を送ってくることが多いです。
こういう時は「L字逆手で打っている動画」を送ってください。
宮川理論では
「練習は練習、試合は試合」
と日頃から言っています。
例えば、より打てるようにするために皆さん筋力トレーニングに取り組みますよね?
筋力トレーニングは試合とは別物の動作でトレーニングをします。
宮川理論のドリルも同じような位置づけだと考えてください。
いつものバッティング動作とは違っていても、指導員のいう通りにちゃんと素振りをして、バッティングセンターでもL字逆手で打ってみる。
「効果を試してみたい!」
という気持ちはわかるので、十分にドリルを実施したうえでバッセンで少し試してみるのは良いと思いますが、
「L字逆手の練習で得たスイング感を通常のスイングに持ち込む」
ことが目的。
「L字逆手」は書道のなぞりがきのようなドリルなのです。
まずはこのドリルで体にしっかりしみこませると、その結果自然にスイングに落とし込むことができると思います。


レフト線がどうしてもフックして切れてしまいます。
どのようにしたらフェアグラウンドに入るのでしょうか?
元々プルヒッターであることに原因があるのでしょうか?

要するに回転不足だと思います。
インパクトの時に自分の胸がサードベース方向を向くくらいまで回転できると切れないと思います。

// End


気になっていることはとにかく試してみよう


質疑応答ではないのですが、今回このようなことを語られていました。

野球は団体競技に見えて個人競技なので、 
根を詰めて練習せずに、毎日少しづつ続けることが大切です。
一方で、現在のような状況では継続して練習をすることは気持ち的に難しいかもしれません。
その時には一旦やめても良いと思います。 
1日2日経って、心が赴けばまた再開すれば良いと思います。 
親孝行もそうですが、失って初めてわかることもありますからね。
また、宮川理論も長く発信していますが、これまでの指導の中で伝わらなかったことは山ほどあります。
それをそぎ落としてきたのが今の宮川理論です。
だからこそ伝わりにくいこともあるのかもしれません。
「押し込む」という単語は宮川理論としては使いませんが、そういう感覚・考えを持っておくこと自体は悪くないと思います。
そのうえで見よう見まねで宮川理論を試して
「しっくりくる、こない」
で判断してみてほしいですし、遠慮なく質問をぶつけてみてください。 
打てる人よりも打てなくて悩んでいる人こそぜひ試してみてほしいと思います。

「打てるようになるために、何を学ぶか」

打撃理論を選ぶために大事なことかもしれません。

一方で

「誰に学ぶか」

というのも大事なことだと思います。

今回の生放送では宮川先生の思考が全世界に発信されているようなものなので、

ぜひこの記事だけでなく、

宮川理論チャンネルの宮川理論基本講座

を見て、

技術だけでなく

宮川先生の思考に触れてもらうことで

「宮川理論を学んでみるかどうか」

を判断していただければと思います。

あなたが参加することで宮川理論がより大きな進化を遂げるかもしれませんよ!


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宮川理論公式

2020年5月22日金曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の肆





なかなか時間がとれませんでしたが第4回振り返り!

正座してお待ちいただくほど楽しみにしていただいてありがとうございます(笑)

前回よりも質問がどんどん増えて白熱した第4回となりました。


第4回目生放送、ほぼ議事録(笑)


結構大事なポイントが多いので、

ひとつの話題をピックアップするのではなく、

自分の勉強の意味も込めて書き下ろしているほぼ議事録になりました。

冒頭の元の動画もせひ合わせてごらんになってください。

・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

グリップについて、トップからインパクトでドンまで、どこからグリップに力を入れるのか?

トップから一気に入れるイメージ。
足を上げた状態でボールを見極めて、一気にドーンと行かないと対応ができません。
その際にグリップが出てこないと「ヘッドが残らない」という現象が起こります。


どの芯で打つのか。
ボールのどのあたりを狙って打つのか?

下記の写真のようにバッターから見えるボールの領域を

の4象限にブロック分けをすると...(右打者前提)
基本的には「2」を狙います。
ノックをしてみるとよくわかるのですが、流し打ちでもフックボールとなり、ヒットになる可能性が高まります。
一方で、低めであれば「3」「4」を打ちに行くことがあるのですが、
低め以外は「3」「4」を打ってバックスピンをかけると、打球が速くならずに1バウンド目でブレーキがかかってしまいます。


「踏み込んで引っ張れ」とは?

ど真ん中であれば踏み込んでもライトスタンドに持って行けるかもしれません。
ですが、「アウトコースを踏み込みんで打つ」はファウルになる可能性が高く、ヒットにするのは至難の業になります。
右バッターはアウトコースは開いて打った方がよいでしょう。
「ちょこんと当ててライトスタンド」というのも、厳密にはアウトコースというより真ん中あたりのコースであれば実現が可能ですが、引っ張ってセンター方向に打った方がヒットになる確率は高い。
また、↑はストレートの話をしているが、曲がった時も考えると引っ張りに行ったほうが良いと思います。
この練習には別途紹介している「キングティー」が役に立ちます。
皆さんが通常行っている通常のトスバッティングは引っ張る練習をしているのに、実戦では流すことを強要しているのは大きな矛盾だと思います。その点でも「キングティー」は有用です。


遅い球を打つ時はフライが打てるんですけど、速い球だとライナーになってしまいます。スイング軌道が悪いのでしょうか?

ライナーになっているのであればよいと思いますが、一方で、どこの芯に当たっているかが問題ではないでしょうか?
速い球は片手フィニッシュでないと打球は上がりません。また、速い球を飛ばすときは力は必要ありません。
バットの力が勝ちすぎているのでフライにならない可能性もあります。
ホームラン動画集やノッカーを見ていると必ずといっていいほど片手フィニッシュになっていますよね?
両手にこだわらず、また、グリップの強さの概念を捨てたほうが良いと思います。力はあるに越したことはないが、結局は物理・慣性の世界なので「力」よりも「コツ」が重要になってくると思います。


練習で片手フォローしている人たちも試合では両手フォローしている気がしますが。

両手でフォロースルーする事自体が悪いわけではありません。
ただ、飛ばそうと思うのであれば、手を離した方が飛びます。離さないと体の回転が止まってしまいます。


バッティングの調子が悪い時はどうすればよいですか?

調子が悪くなった時に戻る方法がないことが問題です。
バットとボールが1センチずれたら大変なことなのに、構えた時の歩幅やステップが何センチあるかなんて測らない。野球界は尺度をあいまいにしていることに問題があります。
例えば「足を閉じる」などの尺度であればブレは少ないですよね?
スタンスの開き方によって調子の良し悪しが変わるのですが、打てる人にとってはこの差がわからないことがあり、指導が難しくなってしまいます。
一方で、宮川理論指導員のように打撃のメカニズムがわかれば修正することができる。
バッティングの構造がわかっているので
「何が悪くてこのような状態になっているのか」
が瞬時にわかるようになるのです。

 
宮川理論何度もためしましたけどダメでした。なぜでしょう?

何をどう試してダメだったのかがわからないので即答はできないのか、ぜひ相談してみてください。
自分では「L字逆手」などちゃんとマネできているようでも、指導員から見ると「ちゃんとマネできていない」という事があります。
観てわかる人もたくさんいるが、難しい人にとっては難しいので、直接聞いてみたほうが早いと思います。


バッティングの「軸」について

「軸」を意識して回転するのではなく、回転するからこそ「軸」が生まれることを忘れてはいけません。
宮川理論ができている場合ですと、踏み出した足の股関節を中心にして回転しています。


右打ち左打ちだと左打ちのほうが良い?

左打ちのほうが良いとは思います。
特に子供さんの場合は。
ですが、本人の特性もあるので一概には言えないですね。


「バットが遠回りする」とは?

ヘッドがスイングの早い段階で体から離れてしまうことを指します。
ヘッドを前に出そうとするのではなく、グリップを前に出してヘッドがついてくるのが理想です。


宮川理論は右打者のイメージがある。

私(宮川先生)自身が右打者なので右打者前提で語ることが多いのですが、
基本的に左右は変わらない理論です。


バッティングで体が開いてしまうのですが。

「体が開く」のではなく「グリップが遅れている」のではないかと思います。


飛ばすために「この技術は良い」というものはありますか?

ホームラン集の動画を観察するとたいてい手を離して片手フィニッシュしています。
飛ばすことと力を入れて負けないこととは別物です。
手を返さず、「一閃」フィニッシュであればより飛ばすことができます。
余談ですが、宮川理論を知ってからバッセンで普通の打ち方+宮川理論を意識して試そうとする方が多いのですが、バッセンにはバッセンの打ち方があるので注意が必要です。


手を離すのは自分にあってないんですが…。

離さずに打てれるのであればそれに越したことはありません。
あくまで「より飛ばすためには?」というお話です。


宮川理論に近いスイングのプロ野球選手は?

現役では坂本選手(G)、石川選手(C)、吉田選手(B) あたりでしょうか。
落合選手、王選手、イチロー選手など、記録を残している選手にも宮川理論で提唱しているスイングの傾向が見受けられます。


複合バットは使うべき?

ぜひ使ってください。
そしてバント指示されたら怒ってください(笑)
ちなみに、バットの重さは重すぎると飛びません。
高校野球の規定は 900g とされている一方で、プロでも 880g あたりが主流と言われています。
操作性の向上などが要因である可能性もありますが、純粋に軽いほうがスイングスピードが上がるからかもしれません。


宮川理論はどのくらい続けたら身につきますか?

人によりますが、3か月程度は続けてほしいと思います。


自粛期間中、前からくるボールの練習がしたいです、どうすれば良いですか?

バッセンに加えて KING ティーというメニューを実施してみてください。


スイングスピードどのぐらいあればホームランを打てますか?

数字としてのエビデンスはありませんが(宮川理論の今後の課題かもしれませんが)中1くらいになれば柵越えは十分にできるのではないかと思います。
また、数値的な裏付けも大事ではすが、
「L字・逆手に取り組んだ前後で飛距離が変わった」
という変化に着目することが大切だと思います。


宮川理論は縦振りとは違うんですか?

軌道そのものは似ているかもしれないが、低めに限っての話になるかと思います。
高めは縦振りにはなりません。
ベルトの高さであれば縦に振る場合もありますが、
「センター」「左中間」「右中間」など打球を持っていく方向や、投球のコースによって変わってくるように思います。


フライボール革命と宮川理論は同じですか?

正確に同じものと言えるかどうかはわかりません。


昔慣れてないまま逆手を試して踵にぶつけたことがありますが、慣れればできますね

逆手は高めや真ん中の高さでやったほうがいいです。
低めは肩を痛める事例が過去にありました。


コースはどこを待ちますか?

甘球必打なので、基本的には内角高めを狙って引っ張ることを狙います。


硬式でフライを増やしたいのですが?

手を離せばフライは上がります。あとは回転運動。
必ずしも下から打てばいいものではないので注意が必要です。
バットとボールの関係を理解する必要があります。
関係を理解すれば打撃は単純明快。シンプルになります。


ボールの衝撃に負けてしまうのですが?

芯に当たっているのに負けるのであれば
・バットが軽い
トップから一気に振りだせていないか
あたりに原因があるかもしれません。


回転の速さをあげたいんですが

とにかくグリップを前方に持ってくることが大事です。


軟式野球でボールを潰れたり、こすってしまいます。

当たりが薄い事に原因があると思います。
まともにバットとボールに当てれば飛んでいくはずです。


バリーボンズ選手は頭があまり動かないイメージですが、並進運動はスイングスピードがあれば必要ないですか?

ボンズ選手も若干は動いています。
並進が全くない選手なんてほとんどいません。
並進が大きすぎるのは良くないかもしれませんが、並進そのものは必要です。
また、ボンズ選手や王選手が打てる理由は
「甘い球を逃さず打っている」
からです。
アウトコースの低めなんてまず打たない。
「自分の打てる球を待つ」
これなかなかできないことです。


構えで右脇を開けたいのですが、足をあげた時に肩が少し入るので閉じた方がいいですか?

(右打者を前提としてお話しますが) 
閉じた方が良いが、右脇はあまり気にすることはない。
重要なのは左脇を締めないことにあります。


フォロースルーがどうやっても大きくなりません

手を離せば大きくなります。


「守破離」ではないですが、まず、理想とする選手の真似をして、そこから試行錯誤し、自分なりの肉づけしていくのが大切だと感じています。

いいアプローチだと思います。
注意すべき点は例えば柳田選手(H)を真似するような場合、かちあげ気味のフィニッシュを真似する人が多いです。これは止めたほうが良いと思います。
マネするべきはトップからインパクト。フィニッシュは自然発生するものなので、意図的に真似るものではありません。


バレンティン選手は真似をするのに適している選手でしょうか?

バレンティンは最高だと思います。手を離していますし。
トップも含めぜひ全部真似したらいいんじゃないでしょうか。
自分で真似できていると思わず客観的に観察することが大事です。
また、真似をするのであればちゃんとすべてを真似してみましょう。


宮川理論の弱点は?

アウトコースの高めは打ちにくいかもしれませんが、ファウルで打ち直せばよいと思います。


ノックは練習方法として良いですか?

良いです。ノックはぜひ行ってください。
バットとボールの関係を知る意味でもとても良い練習です。


自分の好きな選手たちは
言ってることとやってる理論が違うのが気になります。

その通りです。
特に良い選手はその乖離が大きいので解読しています。


フライングエルボーについてどう思いますか?

あまり意識しなくてもいいように思います。
グリップをバッと出すほうが大切ですね。


スイングスピードを求めすぎるよりは綺麗さを求めた方がいいですか?

スイングスピードが上がってもコンタクトができていないと飛ばないですよね。
まずコンタクトが正確にできることが大前提。
ピッチャーの球速もコンディションによって前後すると思いますが、スイングスピードにも同じことがいえると思うので、あまりスピードにこだわりすぎないことが大事です。


ポイントは近い方がいいですか?

ポイントが近いかどうかっていうのは振り遅れたときの話。
きちっと捉えれれるなら前のほうが飛びます。


ストレートと変化球、どちらを待つべきでしょうか?

変化球は曲がる。一方でストレートは反射的に対応することができます。
変化球の軌道をイメージして待っておいたうえで、ストレートに反応します。


流し打ちでホームランを打ちたいです

流し打ちでホームランしたければインコースを狙いましょう。


宮川理論にとって筋トレは必要ですか?

技術的なことは宮川理論で出来るので、あとは筋トレをすればよいと思います。


バッティングで力んでしまいます…

バッティングの力みはグリップの「握り」から生まれる。
両方、または片方の握り(右打者なら左手)を緩くして、
グリップを前に出すことだけ考えれば良いと思います。


高めのボール球を振ってしまいます…

高めのボールを振ってしまう人は姿勢が良い傾向にあります。
前傾姿勢(猫背とは別物)にすると、高めのボール球は振らなくなります。


子供に対する宮川理論のわかりやすい伝え方は?

L字逆手て思い切りスイングしてもらえれば良いと思います。
子供に対しては言葉ではなかなか伝わらないと思います。


フォロースルーでバットのヘッドが下がり綺麗な円のスイング起動が描けません。コネてしまっている証拠なのでしょうか?

コネてしまっているのではないかと思います。


なぜヘッドを返さない方が良いのですか?

加速するという意味では返す方が良いのかもしれないが、返すことによって詰まるリスクが増えると思います。
円柱と球の衝突なので、加速よりも詰まるリスクを回避したほうが良いように思います。


マシン打ちやティーでもL字逆手でやっても良いですか?

L字逆手、そして正対打ちを練習ではぜひ行ってください。
そして試合はもう何も考えずに打つことが大事です。
「練習は練習」です。


ゆっくり振るようなイメージなんでしょうか?

そのような感覚もアリかもしれませんね。
前で振ろうとするとヘッドが出てしまうので、グリップのグリップエンドから出していくイメージで振るとこのような表現になるのかもしれない。


フライを打つことを意識した方がいいですか?

フライを打つ事よりもちゃんとバットの芯、できれば先の芯ににコンタクトすることを意識すべきだと思います。


ホームランの打ち損ないがヒット、とは?

バットにきちっとボールを当てないとホームランを打つことはできないですよね?
一方でヒットはホームランになるほどバットとボールがきちっと当たっていないわけです。つまり打ち損ないになります。
皆さんが練習してるのは「ヒットの延長がホームラン」。
言い換えると偶然でホームランを打つことを狙っていることになります。
テストに例えるとホームランが100点満点とすれば、偶然テストで100点取ろうとしているのと一緒です。
必然的に100点を取るために努力しなくてはいけません。


右手の使い方はどのように考えていますか?

右手の使い方はこのように抜くイメージです。
(動画の 48:30 ころです)


インパクトの時の頭の位置が後ろの方がボールを長く見られる(打つポイントが後ろ)になると思うのですが、なるべく後ろの方が良いでしょうか?

無理に長く見る必要はないんじゃないでしょうか?
不思議なもので、ただ待っていたら速く見えるんですが、自分が打ちに行ったほうが遅く見えると思います。身体を早く回転しようと思うと意外に球が来ない。
後ろで見ようと思わずに、前で体をしっかり回すことにトライして欲しいと思います。


バットの芯を肩から離さないように振ることができません…。

左腕(右打者)を伸ばしていないから、または、左手のグリップが強すぎるからだと思います。
腕にヘッドを乗せて振るという方法もありますよ(動画50:05)。


インパクトの時のボトムハンドは曲げたときだけのほうが良いでしょうか?

あんまり考えたことがありません。
グリップを前に出すことだけを考えればいいと思います。

// End


気になっていることはとにかく試してみよう


僕自身、宮川理論を始めた時に感じたのが、質問をしても、

「いや、こういうふうにやればいいんですよ」

という回答が多くて、

「うーん、あんまり丁寧に回答してもらえないんだなぁ」

と思ったことも正直なところありました。

今回出た質問だと

「ボトムハンドを曲げるべきか」

「フライングエルボーをすべきか」

の点などは、

上述の議事録(笑)を読んでも一見不親切に感じることがあるかもしれません。

ですが、自分でもやってみて思うのですが

「左腕を伸ばした状態で、とにかく回転を意識」

してやってみると、

「あれ、どうして今までバッティングでこういうことを気にしていたんだろう」

と思うことが確かに出てくるんです。

まずは、

宮川理論チャンネルの宮川理論基本講座

を見て試してみる。

そして、変化を感じてみる。

変化が感じられなくて悩むようであれば指導を受けてみてください。

ちなみに、アテクシも指導できますので、いつでもお声がけください(笑)


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