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2020年6月1日月曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の漆




すいません、前回はうっかり9回目の生放送の議事録をアップしてしまいました。。。

今回は

「練習は練習」「試合は試合」

として明確にすみ分けをしている宮川理論での

「フリーバッティング」

への臨み方をメインに解説です!


今度こそ(笑)第7回目生放送議事録


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

フリーバッティングではどのようなことを意識して打てば良いでしょうか?
常にバットとボールの関係を考えることが重要です。
通常みなさんトスバッティングでアップしますが、
私はフリーバッティングでアップすることをお勧めしたいと思います。
イチロー選手のように呼び込んでリラックスしながら打つことが理想ですね。
いきなり全力では打たずに徐々に力入れる形で打つとアップがわりにもなるので、
力感と打球のイメージが合うところまで打ってみましょう。
余談ですが、過去シニア監督とのホームラン競争をしたことがあります。
そこで思ったのは
「ホームランを打って見せれる大人がいない」
ということですね。
その原因は「ホームランを打つ練習をしていないから」だと考えています。
また、遅い球でホームランを打てない人は、早い球でも打つことは難しいでしょうね。

球の待ち方と対応についておさらい
・インハイ待ちのアウトコース低め対応。
・速い球待ちの遅い球対応
が基本線となります。
一方で、上級者向けの選択肢として、
・アウトコース待ちのインコース対応
・変化球待ちのストレート対応
についてもオプションとして練習してみてほしいと思います。

バットとボールの関係について
捕手側から見たボールの4つの象限に対して、
宮川理論はバットの下側で [2] を狙います。
この際、バットの先の芯で捉えようとすることが大事です。
結果としてフックがかかるので、
右方向の打球が切れずにヒットゾーンに入るようになります。
より上っ面を叩く場合は「カンガルーゴロ」という強いゴロの打球になります。
また、ヘッドがやや下がってしまう場合でもホップフライになる可能性は低くなります。
中村剛也選手も最近 YouTube でボールの外側 [2] [4] を狙うという話をされていましたね。

全力でのスイングの練習は必要ないのでしょうか?
疲れるだけなので必要ないのでないかと思います。
また、かちあげるようなスイングが世の中に散見されますが、
観た感じの凄さを追い求めるよりも、
よりシンプルに打てるように練習したほうが良いと思います。
一切必要ない、とまでは言いませんが、
芯にまともに当たる確率は低いと思います。
ホームラン競争でも打ち損ないは力みによるものがほとんど。
まずは「芯に当てる」ことが大事です。

スイングスピードを上げる方法は?
グリップの握り方を柔らかくしてグリップエンドから引いてヘッドを出すことでスイングスピードは上がります。
自分でねヘッドを走らそうと思った時点で右手がブレーキとなり邪魔になってしまいます。
回転で先の芯で打つ意識でないとヘッドは走りません。

バットを握るとき右と左の指関節の合わせ、握りの深さはどのようにしたら良いでしょうか?
極端にいうと握りません。そのくらい軽い力感でバットを扱います。
握るのはスイングした際にバットが飛んでいくのをこらえるために握るくらいです。

グリップ(エンド)でボールを取らえる感覚は重要でしょうか?
そのような感覚はありません。
また、ピンポイントで捉える感覚ではなく奥行きのあるゾーンで捉えることが大事です。
ピンポイントでなくてもゾーンで捉えれば十分にボールは飛んでいきます。
基本的には来るボールを払うイメージでバットを振るのですが、
泳いでしまったときにはヘッドを前に出す感覚も出てきますし、
振り遅れた時は押すイメージも生まれます。

引っかけた様なゴロが多くなるのですが…。
着地が速く、ボールが待てないために突っ込み、ひっかけてしまうのではないかと思います。
「インパクトでドン」を心がけて練習してみましょう。

たまにヘッドが走りすぎて、バットのてっぺんに当たってしまいます…
ボールとの距離感が合っていないのではないかと思います。
これも着地が早いことが原因ではないかと思いますが、
体が突っ込んで、かぶせてゴロを打ってしまう場合とは逆で、
体がもどってしまうケースがありますが、その場合バットの先端に当たってしまいます。
手を離して打ってみるのが一番かと思います。

左バッターですが、ほとんどの打席がショートフライかサードファールフライになってしまいます…。
着地が早く、前に突っ込んでしまっているのではないでしょうか。
ポイントが前で、かつ流そうとしているのではないかと思います。
右胸、右膝の前で捉えようとすると、ファウルになると思います。
そこから回転で打つスタイルを身に着けていくと良いでしょう。

後ろ足を連れていくことの利点
着地が早く場合には後ろ足を連れていくことも対処方法のひとつとなります。
これにより、スタンスが狭くなるため股関節での回転を導き出しやすくなります。

インパクトするまでボール見るべきでしょうか?
見るべきだと思います。
そうしないと打つことはできません。

​インパクトの力の入れ加減というのは、感覚ではどれくらいでしょうか?
ほんのわずかです。大きな力みは必要ありません。

ゴルフ、野球における打った後の目線の効果について
打った後の目線が高いと打球は上がり、目線が低いとスライスするように思います。
打った後の目線は下げないように、気を付けてください。

構えの時に気を付けること
下半身についてはしゃがみすぎの人が多いように思います。
低く構えると打ちに行く際に一旦起き上がってしまい、ブレが生じます。
人間は重力の影響を必ず受けるので、
高いところから低いところに動いたほうが理にかなっています。
しゃがみすぎているとその流れに逆行してしまいます。
よく言う「上から下へ」のダウンスイングも、
ヘッドを最短距離で下ろすのではなく、ヘッドを捕手よりに落とす
「上から下へ」のスイングは理にかなっています。

前屈して構えた方良いですか?
高めの見極めが良くなるので良いと思います。

ヘッドは顔の前で入れたほうが良いですか?それとも頭の後ろで入れたほうが良いですか?
顔の前はやめましょう。
頭の後ろで入れてください。

練習に羽根打ちは適しているでしょうか?
適していると思います。
重いボールは絶対打たないほうが良いです。

縦回転のスイングをすることができません…
地面段ボールをL時に折った紙など打つ練習をしてみたらよいと思います。

また、今回はフリーバッティング関連以外でも下の様な話題が話されました。

甲子園で勝つためには?
最近では全体練習を2時間程度に抑え、
合理的な自主練習をメインにしている高校も出てきました。
その分自主練習は相当していると思いますし、いい選手が育つと思います。
一方で、いい選手が育つことと勝つこと、特に甲子園で勝つことはまた別の話になると考えています。
甲子園では大観衆の中でのコミュニケーションが重要となります。
ベンチ内での会話も困難になるので、内外野に代表されるような連携プレーは
より時間をかけて練習を行う必要があります。
他にも戦術練習には時間がかかってしまいがちなので、
勝利を求めるのであれば全体練習にもかなり時間をかける必要があります。
もちろん、良い投手が必要であることも重要な要素です。

ウェイトトレするべきでしょうか?
するべきではないかと思います。
ウェイトは負荷の強いストレッチだと思って、ウェイトを下ろす動作を大事にしてください。
一方で、筋力がないと飛ばせないというわけではありません。
体格に優れていなくても打つ練習をすれば身長がなくても打てるようになります。

走り込みは不要でしょうか?
あまり重要でないように思います。
スクワットなどで鍛えるのも有効かと思います。

// End


練習では常にバット&ボールと対話


試合と練習では環境、心構えも大きく異なります。

皆さん練習の内容を試合で生かそうと思って

「練習の環境をより試合に近づける」

ことを考えますよね。

ですが、

「普段通りの実力を試合で出せるようにする」

のであれば、

「よりバッティングの本質を体にしみこませる」

必要があるのではないかと思います。

そのためには

「バットとボールがコース、高さに応じてどのように衝突すると最良の結果が得られるのか」

「最良の結果を得られるようにするために、どれだけ安定して正確な軌道を描けるようになるか」

ここに尽きるのではないでしょうか。

力であったり、スピードといった概念はその土台があったうえで

積み重ねていくべきものではないかと思います。


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