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2020年6月5日金曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の拾


さぁ、ついに10回に到達しましたライブ放送!

いやね、自分の師匠におべんちゃらを使うわけではないんですが...

議事録まとめていて思うことは

YouTuber が本職というわけでもないのに10回も連続でライブ放送するなんて誰にでもできることではないと思います。

「内容が同じ事をしゃべってるんじゃないの?」

と思う人もいるかもしれませんが、

自分の中に「核」となるものがないとできないことですよね。

そしてそれだけ同じようなことで悩んでいらっしゃる方が多いんだと思います。


改めて「バットとボールの関係」を!


では、本日もまいりましょうか!

本日のメインお題はここまでの生放送で語られ続けてきた

「バットとボールの関係」

です!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

最近無料動画指導を行って感じること
スイングの力みもそうですが、40年ほど前から指導内容が変わっていないように見えます。野球界としてこれは由々しき問題だと思っています。
日本全国どこでもおなじ間違いをしているように見えます。
また、バッティングについて意見を交わしてはいますが、なかなか斬新な意見というものはないように感じました。

バットとボールの関係について
とにかく膝の上下を使いたがる傾向が見受けられます。
たとえばゴルフ、特に正確さを求められるアプローチでは、
「ブレるし、細かいタッチが出ないので、膝を使わない」
という話を教えられます。
正確さ、そして飛距離の面でも正確にバットとボールが衝突するような軌道を意識した方が良いのではないかと思います。
特にボールのどの位置を打つのかについてあまり考えていない人が多いように感じます。


スライスする打球が多いという人がいたのですが、
「インコースは3アウトコースは4を狙っている」
という話でした。
この2つの象限はバットの上側にボールが当たるため
どちらも引っ張れないように思います。
引っ張りたいなら2または4を狙うべきです。
私自身は流すときも2を狙っています。
また、構える時の足についてですが、
皆さん足を広げて立って構えています。
メジャーリーガなどは広く立っても戻してからステップしていきますが、
日本のノーステップはそのまま足を上げて降ろす感じなので力が要ります。
女子野球の選手のスイングを見ていると特に足を広げて立ってかつしゃがみがちになっているので、打ちに行く際に体が浮いてしまうのではないかと思います。
力がない選手であるほど、つったって構えて、打つときに下がっていくほうが理にかなっていると言えるのではないでしょうか。
ウェイトトレーニングのように
「練習は練習」
としっかり棲み分けて、L字逆手のドリルを実施してください。

​右打者ですが、外角の球を右方向に切れることを少なくしたいです。やはりボールの上を打つ感覚がいいのでしょうか?個人的には、外角の球も真ん中より手前のボールに対するインパクトと同じタイミングで打ちにいってしまうため、力の入るインパクトで打つことができていないのではないかと考えています。
下側をうつとスライスして切れてしまいますね。
上記4象限の2番で打つのが良いでしょう。
詰まると1番にあたってしまいスライスするので、回転で打つことが重要になってきます。

硬式のロンティーをしているのですが、飛距離が伸びません…。
上記のバットとボールの回転を念頭に置いて打ってみましょう。
ゴルフもそうですが、トップスピン回転の方がやってみると飛びます。
あまり極端なイメージ付けは良くないかもしれませんが、
卓球のスマッシュと同様なイメージを持って打ってみると良いかもしれません。
また、軌道に関しては、"若干"下から上に振り上げる軌道になったほうが下っ面を叩けばファウル、上っ面を叩けばカンガルーゴロになります。

「バットとボールの関係」はソフトボールにもつながりますか?
基本的には同じなのでつながると思います。投手までの距離が違うので難しい部分があるかとは思いますが…。
ソフトボールだとライズボールというものもありますが、基本的にあればボールなので手を出さないことが第一です。抜く球の方が難しく感じるかもしれませんが、決して大きく曲がるものではないので対応できるかと思います。

​子供は右打ちがうまいと褒められるのですが飛距離が出ません。
高校進学後もこのままでいいのでしょうか?
プロを視野に入れるのであれば、少なくともホームランを打つことができないといけないと思います。

プロ野球の名選手の著書を読むと
「ボールの下にバットを入れて回転を入れたら、飛距離が伸びる」
というのを聞いたことがありますが、あれは名選手だから可能ということでしょうか?
「ボールの下にバットを入れるて打球を上げる」
というのはダウンスイングなのかどうかが発言だけでははっきりしないと思います。
実際にやってみると言葉通りのやり方で飛ばすのはかなりのパワーが居ることがわかります。
名選手のいう事が必ずしも正しいとは限らないので、注意が必要かなと思います。

​打順の考え方について教えて下さい。
「2番打者最強説」というトレンドもあると思いますが、選手の性格もあるので一概には言えないとは思います。
一方で、チーム指導をしてみるとわかるのですが、打順云々というよりも意識の持ち方で確実にOPSは向上します。

​右対右、右対左 左対左、左対右のバッター ピッチャーの関係性については どう思われますか?難易度や打者としての考え方など
(この質問は残念ながら埋もれてしまいましたかね…)

世間に​指導者を育てる雰囲気がなかなかないなと感じます
雰囲気という要素もあるかもしれませんが、指導者の気概の問題かなとも思います。

セイバーメトリクスの観点で言うと、投手力とは「奪三振をより多く取り、与四球と本塁打をより減らせること」と言われていました。コントロールは最重要なのですかね?
確かに重要かとは思います。一方で投げ損ないは必ずあるので、その際は球が速いと有利ですよね。

球種は多い方がいいのでしょうか?個人的には1つ2つくらいを磨く方がいいとは思いますが…。
三球続けて投げて空振り取れる球種があればプロで通用すると思います。そんな球が1球あれば素晴らしいですね。

​裏芯の語源を知りたいです。バットの先に近い芯のことでしょうか?
バットのマークに正対してバットを握ったときに、ちょうど裏側にくる位置の芯が裏芯です。「正しい芯」という表現にしようかと思っていましたが、「正しい」という言葉はいつか「間違った」ものになる可能性もあるので「裏芯」というネーミングにしました。
裏芯で捉えるとバットのエネルギーを効率よく伝えられるようになります。
そのため、無用な力みが取れて、引き付けられるようになるのではないかなと思います。

裏芯で打つ意味を説明する際、自然とヘッドが下がっていい軌道で当たるからという説明でいいでしょうか?
そのような説明だと何センチさがるの?という話になってきます。
​説明では難しいケースが多いので、説明がなくても体得できるようにドリルを設定しています。

ボール球を振ったら怒鳴られ、次のストライクを見逃したら、さらに怒鳴り散らされ、びくびくしながら打席に入る子どもがかわいそうです。
空振り三振でも見逃し三振でもアウトはアウト。
日本の野球は「言い訳の野球」になっていると思います。

​低めを打つときは、グリップを落とす感覚でいいんでしょうか?
ヘッドを落とす感覚です。それでも十分届くと思います。
ただし、低い球をすくいあげて長打を打つには少しポイントを前にする必要があります。

「これはあまり意味がないんじゃないか」と思われる練習は何でしょうか?
ウォーミングアップやキャッチボールは並んでしなくても良いかな、と思います。
あとは長距離走でしょうか。
ただ、個人練習を促すとトスやキャッチボールに走ってしまう選手は多いです。
「筋力のない人はウェイト」というように、自分の課題を見極めて自主練習させるのは難しいですが、無理強いさせる時代でもないので、我々は待つ必要があります。

// End


コメントから見る、ライブ放送の効果


ライブ放送といっても大半はやはり「観る専門」の方が多いのではないかと思います。

その中でコメントの内容、質問もより具体的になっているように思います。

コメントの常連さんもいらっしゃいますし、新規で突っ込んだ質問をされている方も毎回出てきているので、

「ああ、ライブ放送の効果がしっかり出ているんだなぁ」

と振り返りながら実感しています。

「小学校まで野球していたけど、今回宮川理論を知って衝撃を受けた」

「インパクトでドンが実際にハマった」

という嬉しいコメントもありました。

個人的には新たに指導依頼も頂戴しましたので、

これからどんどん広がっていってほしいと思います。


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