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2020年6月7日日曜日

[最終回!]「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の拾壱



ついにこの振り返りも最終回!!!

リスナー(笑)の皆さんの中には

「いや、もう少し技術的な濃いところももっと。。。」

と思われたかもしれませんが、

生放送内でもありました通り、

宮川理論チャンネルでは別途技術動画がございます。

(こちらの再生リストご参照ください)

技術動画では網羅しきれない「思考」に関する部分、

その点を十二分に知ることのできた生放送シリーズであったと僕は思います。

「技術」×「思考」は車の両輪。

今後も動画、この議事録を見返しながら、

皆さん学びを深めて技術を高めてください!!

(あ、良かったら指導も受けてみてください(笑))


それでは最終回の議事録、どうぞ!


本日のメインお題は

「試合での心構え」

です!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

試合での心構え
動画指導でも感じるのですが、皆なぜ構える際にしゃがむのでしょうか?
難しい球に対応しようとしているように思います。
速い球に振り負けないようにしている意識が強いのではないでしょうか。

私は個人的には速い球は苦になりませんでした。
なので速い球に対する恐怖感がなかったように思います。
むしろ「打って当たり前」と思われる、遅い方に対する方が苦手でした。

心構えで考えてほしいのですが、皆さん
「中学生の投手相手にダルビッシュ投手に相対するような心構え」
はしないですよね?

遅い球の相手に対しては「L字逆手」でボールを打つような心構えでもいいんじゃないかと思います。
これまでもお伝えした通り
「バッティングの構えは1つでなくてもよい。ただし、打ち方は一つ。」
なのです。
いろんな投手に対応するバリエーションがあってよいと思います。

また、足を上げて打ちに行く際には、ステップが合わなければ手を離したり、右脚を連れていくという対応もできます。
「インパクトでドン」
を身に着ける事で、足を上げながらボールを待ち、
インステップ、アウトステップで対応することもできます。

基本線は
「インコースの速球待ちで外や遅い球に対応する」
なんですが、それもカウントによって異なってきます。
ストレート狙いなのか、
ストレートと変化球で5分5分なのか、
その都度変える必要があります。
個人的には究極は
「変化球待ちのストレート対応」
初級カーブを打つバッターは少ないわけですから、
カウントを整えてくるのはたいてい変化球ですよね?
また、外の球はバットを投げだせば当たります。

立ち位置についてもラインに寄るのか、離れるのか、
投手よりに立つのか、捕手よりに立つのか。
相手投手、捕手、状況に合わせて、柔軟に対応できる技術を身に着けましょう。

宮川理論の広がり方について
ツイッターでのやりとりやライブ配信をしていても
やや宮川式とは違う宮川理論が伝わっているように思います。
過去に指導を受けた人からの又聞きが原因ではないかと思うのですが、
人のバッティングに介入するのは選手の未来に関わることです。
指導するのも覚悟が必要ではないかと思います。
ただ、基本的には選手を無用に怒鳴らない指導者の方ばかりでしょうから、
そういう考え方が広がるのは良いことだと思います。
宮川理論を指導者に否定される方がいらっしゃるかもしれませんが、
その際にはまずはよく話し合ってみてください。

三振すると怒られるので追い込まれると極端に打率下がります…
空振り三振を恐れるからボール球を振るようになります。
MLB では変化球がちょっとでもボール気味なら降らないですよね。
極端なボール球を狙うよりも、
「打てるコースがストライク」
と打ちやすい球を打つのが MLB の強打者という印象があります。審判も高低には非常に厳しいのでしょう。
凡打も三振もアウトはアウト。
空振り三振も見逃し三振もアウトはアウト。
むしろ「相手のミスに期待する」内野ゴロを
「スポーツマンシップに反する」
と怒ったほうが良いのではないかと思います。

速い球に遅れてしまうのではないですか?
速球にヤマをはっていれば遅れることはないですよね?
速い球と遅い球を同じように構える必要はあるのではないかと思います。

動画を送ってくれる人たちに対して
スローで動画を送るのはやめてください。むしろ見づらくなります。
また、L字逆手の動画でも試合で打っているような力みがでてしまっています。
注意して取り組んでください。
みな真面目なので「いい加減(=ちょうど良い脱力加減)」で。
試合感出さなくて良いです。
試合でもここ一番で言われるのは
「リラックスして打て」
ですよね?

選手たち指導する際に、技術面で大きな声で怒鳴って指導することはありますか?
昔は怒鳴り散らしていたが、今は教育委員会も高野連も守ってはくれません。
そのような指導はしません。

​ビハインドで4番ファーストがセーフティして凡退したら怒りますか?
場面によるので一概には言えませんね。

学校教育について思う事
基本的には「テストが全て」にした方が良いように思います。
「30点しか取れない子」は相応の努力しかしていない。
現状は絶対評価ではなく相対評価をしてしまっている。
ライブで語った
「野球と英語塾とのコラボ」
については、本来は学校がすべきこと。
公立学校は「勉強だけ」になってしまっています。
「勉強しないとクラブできない」
という事にして、
「勉強できない子は私学で野球を」
というようなすみわけをした方が良いのではないかと思います。

これまで語られてきた
「バットとボールの関係」
についてですが
トップスピンでボール飛ばすということでしょうか
そもそもの軌道がやや「下から上」であることが前提です。
そのうえでボールの上側を狙うのでドライブ回転がかかります。
流し打ちの時にはより呼び込んで同じく上っ面を狙います。
バッティングではミスすることを全体に考えなければいけないので、
この狙いでより上っ面を叩けばカンガルーゴロ、下っ面を打てばバックスピンで飛んでいくことになります。
「飛距離が落ちるのでは?」
と思われるかもしれませんが、それは当たりが浅いからです。

正対打ちでセンター方向に打つと流し打ちのいい練習になると思うのですが、言われるように引っ張るほうがいいのでしょうか?
引っ張ったほうが良いですね。
上半身の引っ張る形を覚えさせることができます。

ホウキのスイングはインサイドアウトを意識すべきですか?
ホウキはグリップ先行を意識するものです。
インサイドアウトはあまり気にしないでください。

「バットが教えてくれる」という話について教えてください。
理にかなっていれば、自然に球は飛ぶということですか?
音の鳴り方でどの部分でヘッドが走ってくるかがわかる。
低く鈍い音がストライクゾーンで長く聞こえるようであれば良いですね。

​腕が伸びきっている状態と伸びきっていないのどっちが飛びますか?
遠心力が効くので伸びきったほうが飛びます。

バッティングを教える事について
基本的には
「誰でもできること」
がバッティング。
こどもが自転車乗る事と変わりはありません。
黙って見守って、間違ったときは指摘。
バットも最初は重く感じるかもしれませんが、
徐々にバランスが取れてくる。
L字のスタンスでちゃんと足元から教えること。
上から打ちに行く癖で最初顔が突っ込むかもしれませんが、
そもそもL字逆手は教えなくても自然発生的に生まれる動作。
少々のレベルの相手であれば、L字逆手でも十分に打てます。

// End


大事なことは「何度も何度も伝えること」


改めまして、宮川先生、山田代表ライブ放送おつかれさまでした。

議事録をまとめていると、質問に対応しながら、連日同じ内容を根気よく説明されていたように思います。

ですが、改めて皆さんの反応を見ると、その内容を新鮮にとらえてくださっているように思いました。

僕自身、新たな発見もあったとはいえ、既知の内容もありましたが、

まだまだ宮川理論を世の中に広めるためには

自分にとっては「すでに知っている内容」であったとしても

根気よく何度も何度も伝えていかなければいけないと思いました。

今回より理解が深まったので、

将来的には僕自身がライブ放送でお伝えできるようになりたいと思います(笑)


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宮川理論公式

2020年6月5日金曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の拾


さぁ、ついに10回に到達しましたライブ放送!

いやね、自分の師匠におべんちゃらを使うわけではないんですが...

議事録まとめていて思うことは

YouTuber が本職というわけでもないのに10回も連続でライブ放送するなんて誰にでもできることではないと思います。

「内容が同じ事をしゃべってるんじゃないの?」

と思う人もいるかもしれませんが、

自分の中に「核」となるものがないとできないことですよね。

そしてそれだけ同じようなことで悩んでいらっしゃる方が多いんだと思います。


改めて「バットとボールの関係」を!


では、本日もまいりましょうか!

本日のメインお題はここまでの生放送で語られ続けてきた

「バットとボールの関係」

です!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
質問を青字、回答を黒字で記載しています。
・質問ではなくても、宮川先生が語っているトピックも青字で表示します。
・Youtube の「チャットのリプレイ」欄に出てこない質問は類推して書いています。
・アテクシの自己判断で割愛させていただいたやりとりもありますので、ご了承ください。
・また、この記事を見て「あの時こんな風に言ったじゃないか」という言質を取るために使うのはお控えください。ライブ放送のログに過ぎないので、後日理論が進化したりする可能性があります。

// Start

最近無料動画指導を行って感じること
スイングの力みもそうですが、40年ほど前から指導内容が変わっていないように見えます。野球界としてこれは由々しき問題だと思っています。
日本全国どこでもおなじ間違いをしているように見えます。
また、バッティングについて意見を交わしてはいますが、なかなか斬新な意見というものはないように感じました。

バットとボールの関係について
とにかく膝の上下を使いたがる傾向が見受けられます。
たとえばゴルフ、特に正確さを求められるアプローチでは、
「ブレるし、細かいタッチが出ないので、膝を使わない」
という話を教えられます。
正確さ、そして飛距離の面でも正確にバットとボールが衝突するような軌道を意識した方が良いのではないかと思います。
特にボールのどの位置を打つのかについてあまり考えていない人が多いように感じます。


スライスする打球が多いという人がいたのですが、
「インコースは3アウトコースは4を狙っている」
という話でした。
この2つの象限はバットの上側にボールが当たるため
どちらも引っ張れないように思います。
引っ張りたいなら2または4を狙うべきです。
私自身は流すときも2を狙っています。
また、構える時の足についてですが、
皆さん足を広げて立って構えています。
メジャーリーガなどは広く立っても戻してからステップしていきますが、
日本のノーステップはそのまま足を上げて降ろす感じなので力が要ります。
女子野球の選手のスイングを見ていると特に足を広げて立ってかつしゃがみがちになっているので、打ちに行く際に体が浮いてしまうのではないかと思います。
力がない選手であるほど、つったって構えて、打つときに下がっていくほうが理にかなっていると言えるのではないでしょうか。
ウェイトトレーニングのように
「練習は練習」
としっかり棲み分けて、L字逆手のドリルを実施してください。

​右打者ですが、外角の球を右方向に切れることを少なくしたいです。やはりボールの上を打つ感覚がいいのでしょうか?個人的には、外角の球も真ん中より手前のボールに対するインパクトと同じタイミングで打ちにいってしまうため、力の入るインパクトで打つことができていないのではないかと考えています。
下側をうつとスライスして切れてしまいますね。
上記4象限の2番で打つのが良いでしょう。
詰まると1番にあたってしまいスライスするので、回転で打つことが重要になってきます。

硬式のロンティーをしているのですが、飛距離が伸びません…。
上記のバットとボールの回転を念頭に置いて打ってみましょう。
ゴルフもそうですが、トップスピン回転の方がやってみると飛びます。
あまり極端なイメージ付けは良くないかもしれませんが、
卓球のスマッシュと同様なイメージを持って打ってみると良いかもしれません。
また、軌道に関しては、"若干"下から上に振り上げる軌道になったほうが下っ面を叩けばファウル、上っ面を叩けばカンガルーゴロになります。

「バットとボールの関係」はソフトボールにもつながりますか?
基本的には同じなのでつながると思います。投手までの距離が違うので難しい部分があるかとは思いますが…。
ソフトボールだとライズボールというものもありますが、基本的にあればボールなので手を出さないことが第一です。抜く球の方が難しく感じるかもしれませんが、決して大きく曲がるものではないので対応できるかと思います。

​子供は右打ちがうまいと褒められるのですが飛距離が出ません。
高校進学後もこのままでいいのでしょうか?
プロを視野に入れるのであれば、少なくともホームランを打つことができないといけないと思います。

プロ野球の名選手の著書を読むと
「ボールの下にバットを入れて回転を入れたら、飛距離が伸びる」
というのを聞いたことがありますが、あれは名選手だから可能ということでしょうか?
「ボールの下にバットを入れるて打球を上げる」
というのはダウンスイングなのかどうかが発言だけでははっきりしないと思います。
実際にやってみると言葉通りのやり方で飛ばすのはかなりのパワーが居ることがわかります。
名選手のいう事が必ずしも正しいとは限らないので、注意が必要かなと思います。

​打順の考え方について教えて下さい。
「2番打者最強説」というトレンドもあると思いますが、選手の性格もあるので一概には言えないとは思います。
一方で、チーム指導をしてみるとわかるのですが、打順云々というよりも意識の持ち方で確実にOPSは向上します。

​右対右、右対左 左対左、左対右のバッター ピッチャーの関係性については どう思われますか?難易度や打者としての考え方など
(この質問は残念ながら埋もれてしまいましたかね…)

世間に​指導者を育てる雰囲気がなかなかないなと感じます
雰囲気という要素もあるかもしれませんが、指導者の気概の問題かなとも思います。

セイバーメトリクスの観点で言うと、投手力とは「奪三振をより多く取り、与四球と本塁打をより減らせること」と言われていました。コントロールは最重要なのですかね?
確かに重要かとは思います。一方で投げ損ないは必ずあるので、その際は球が速いと有利ですよね。

球種は多い方がいいのでしょうか?個人的には1つ2つくらいを磨く方がいいとは思いますが…。
三球続けて投げて空振り取れる球種があればプロで通用すると思います。そんな球が1球あれば素晴らしいですね。

​裏芯の語源を知りたいです。バットの先に近い芯のことでしょうか?
バットのマークに正対してバットを握ったときに、ちょうど裏側にくる位置の芯が裏芯です。「正しい芯」という表現にしようかと思っていましたが、「正しい」という言葉はいつか「間違った」ものになる可能性もあるので「裏芯」というネーミングにしました。
裏芯で捉えるとバットのエネルギーを効率よく伝えられるようになります。
そのため、無用な力みが取れて、引き付けられるようになるのではないかなと思います。

裏芯で打つ意味を説明する際、自然とヘッドが下がっていい軌道で当たるからという説明でいいでしょうか?
そのような説明だと何センチさがるの?という話になってきます。
​説明では難しいケースが多いので、説明がなくても体得できるようにドリルを設定しています。

ボール球を振ったら怒鳴られ、次のストライクを見逃したら、さらに怒鳴り散らされ、びくびくしながら打席に入る子どもがかわいそうです。
空振り三振でも見逃し三振でもアウトはアウト。
日本の野球は「言い訳の野球」になっていると思います。

​低めを打つときは、グリップを落とす感覚でいいんでしょうか?
ヘッドを落とす感覚です。それでも十分届くと思います。
ただし、低い球をすくいあげて長打を打つには少しポイントを前にする必要があります。

「これはあまり意味がないんじゃないか」と思われる練習は何でしょうか?
ウォーミングアップやキャッチボールは並んでしなくても良いかな、と思います。
あとは長距離走でしょうか。
ただ、個人練習を促すとトスやキャッチボールに走ってしまう選手は多いです。
「筋力のない人はウェイト」というように、自分の課題を見極めて自主練習させるのは難しいですが、無理強いさせる時代でもないので、我々は待つ必要があります。

// End


コメントから見る、ライブ放送の効果


ライブ放送といっても大半はやはり「観る専門」の方が多いのではないかと思います。

その中でコメントの内容、質問もより具体的になっているように思います。

コメントの常連さんもいらっしゃいますし、新規で突っ込んだ質問をされている方も毎回出てきているので、

「ああ、ライブ放送の効果がしっかり出ているんだなぁ」

と振り返りながら実感しています。

「小学校まで野球していたけど、今回宮川理論を知って衝撃を受けた」

「インパクトでドンが実際にハマった」

という嬉しいコメントもありました。

個人的には新たに指導依頼も頂戴しましたので、

これからどんどん広がっていってほしいと思います。


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宮川理論公式

2020年6月2日火曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の捌



えーっとですね、今回は正直なところ、

「動画見てください」

のほうが良いかと思います(笑)

「宮川先生の甲子園での体験談」

がメインなので。。。

とはいえ、バッティングに関する質問部分は書かせていただきましたので、

ご査収ください。>山田代表(笑)


というわけで、今日は少なめ議事録ですが。。。(汗)


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
・類似する質問はまとめて書いています。
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// Start

L字逆手の動画を送ってきてもらっているが…
きちんとできていないものが多いです。
基本的にモノマネをすれば良いだけなのですが、
自分がイメージしたことを表現できていないような気がします。
そんな場合は指導員に見てもらうことをお勧めします。

試合で両手フィニッシュになってしまうのはなぜ?
基本的に詰まっているからではないかと思います。
例えば泳ぐケースでは両手フィニッシュになる人はいません。

王選手くらいの前傾が理想でしょうか?
その通りだと思いますが、動画を参考にされる場合はその時の選手の状態に注意を払うことが必要です。
たとえば、王選手も晩年はそれほど前傾してはいませんし、ホームランの映像にしても
「何試合も連続で打っているか」
「数十打席ぶりに出た一発なのか」
で状態が違います。
(ひとつの動画に固執しないようにしましょう。)

海外の選手は前傾している選手が多いように思いますが
どちらかというと「前傾」というより「スタンスが広い」選手が多いように思います。

ストレッチや身体が柔らかいことは野球の技術的には重要でしょうか?怪我を防げるのはあるかなとは思ってますが…。
肩甲骨と股関節の柔軟性は重要だと思いますが、バッティングの動作そのものには大きく寄与しないかもしれませんね。

// End


L字逆手は、誰かに見てもらおう


この生放送にもありましたが、一見ちゃんとできていそうなL字逆手もちゃんとできてるようでできていないものです。


アテクシ自身、指導員になる前は
「ちゃんとうまくできているかな」
とは思っていましたが、当時の指導員さんから動画指導でだいぶ指摘を受けました。

当時よりもやり方、お作法については結構丁寧に解説はされていると思います。
こちらの動画をご覧になって、まずはトライしてみましょう。



「うまくいかないな」
「同じようにならないな」

と思ったら、ぜひ下記までご連絡ください。


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宮川理論公式

2020年6月1日月曜日

「【STAYHOME特別企画】宮川理論生放送」を勝手に振り返る謎企画(笑) 其の漆




すいません、前回はうっかり9回目の生放送の議事録をアップしてしまいました。。。

今回は

「練習は練習」「試合は試合」

として明確にすみ分けをしている宮川理論での

「フリーバッティング」

への臨み方をメインに解説です!


今度こそ(笑)第7回目生放送議事録


では、本日もまいりましょうか!

議事録ルール
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// Start

フリーバッティングではどのようなことを意識して打てば良いでしょうか?
常にバットとボールの関係を考えることが重要です。
通常みなさんトスバッティングでアップしますが、
私はフリーバッティングでアップすることをお勧めしたいと思います。
イチロー選手のように呼び込んでリラックスしながら打つことが理想ですね。
いきなり全力では打たずに徐々に力入れる形で打つとアップがわりにもなるので、
力感と打球のイメージが合うところまで打ってみましょう。
余談ですが、過去シニア監督とのホームラン競争をしたことがあります。
そこで思ったのは
「ホームランを打って見せれる大人がいない」
ということですね。
その原因は「ホームランを打つ練習をしていないから」だと考えています。
また、遅い球でホームランを打てない人は、早い球でも打つことは難しいでしょうね。

球の待ち方と対応についておさらい
・インハイ待ちのアウトコース低め対応。
・速い球待ちの遅い球対応
が基本線となります。
一方で、上級者向けの選択肢として、
・アウトコース待ちのインコース対応
・変化球待ちのストレート対応
についてもオプションとして練習してみてほしいと思います。

バットとボールの関係について
捕手側から見たボールの4つの象限に対して、
宮川理論はバットの下側で [2] を狙います。
この際、バットの先の芯で捉えようとすることが大事です。
結果としてフックがかかるので、
右方向の打球が切れずにヒットゾーンに入るようになります。
より上っ面を叩く場合は「カンガルーゴロ」という強いゴロの打球になります。
また、ヘッドがやや下がってしまう場合でもホップフライになる可能性は低くなります。
中村剛也選手も最近 YouTube でボールの外側 [2] [4] を狙うという話をされていましたね。

全力でのスイングの練習は必要ないのでしょうか?
疲れるだけなので必要ないのでないかと思います。
また、かちあげるようなスイングが世の中に散見されますが、
観た感じの凄さを追い求めるよりも、
よりシンプルに打てるように練習したほうが良いと思います。
一切必要ない、とまでは言いませんが、
芯にまともに当たる確率は低いと思います。
ホームラン競争でも打ち損ないは力みによるものがほとんど。
まずは「芯に当てる」ことが大事です。

スイングスピードを上げる方法は?
グリップの握り方を柔らかくしてグリップエンドから引いてヘッドを出すことでスイングスピードは上がります。
自分でねヘッドを走らそうと思った時点で右手がブレーキとなり邪魔になってしまいます。
回転で先の芯で打つ意識でないとヘッドは走りません。

バットを握るとき右と左の指関節の合わせ、握りの深さはどのようにしたら良いでしょうか?
極端にいうと握りません。そのくらい軽い力感でバットを扱います。
握るのはスイングした際にバットが飛んでいくのをこらえるために握るくらいです。

グリップ(エンド)でボールを取らえる感覚は重要でしょうか?
そのような感覚はありません。
また、ピンポイントで捉える感覚ではなく奥行きのあるゾーンで捉えることが大事です。
ピンポイントでなくてもゾーンで捉えれば十分にボールは飛んでいきます。
基本的には来るボールを払うイメージでバットを振るのですが、
泳いでしまったときにはヘッドを前に出す感覚も出てきますし、
振り遅れた時は押すイメージも生まれます。

引っかけた様なゴロが多くなるのですが…。
着地が速く、ボールが待てないために突っ込み、ひっかけてしまうのではないかと思います。
「インパクトでドン」を心がけて練習してみましょう。

たまにヘッドが走りすぎて、バットのてっぺんに当たってしまいます…
ボールとの距離感が合っていないのではないかと思います。
これも着地が早いことが原因ではないかと思いますが、
体が突っ込んで、かぶせてゴロを打ってしまう場合とは逆で、
体がもどってしまうケースがありますが、その場合バットの先端に当たってしまいます。
手を離して打ってみるのが一番かと思います。

左バッターですが、ほとんどの打席がショートフライかサードファールフライになってしまいます…。
着地が早く、前に突っ込んでしまっているのではないでしょうか。
ポイントが前で、かつ流そうとしているのではないかと思います。
右胸、右膝の前で捉えようとすると、ファウルになると思います。
そこから回転で打つスタイルを身に着けていくと良いでしょう。

後ろ足を連れていくことの利点
着地が早く場合には後ろ足を連れていくことも対処方法のひとつとなります。
これにより、スタンスが狭くなるため股関節での回転を導き出しやすくなります。

インパクトするまでボール見るべきでしょうか?
見るべきだと思います。
そうしないと打つことはできません。

​インパクトの力の入れ加減というのは、感覚ではどれくらいでしょうか?
ほんのわずかです。大きな力みは必要ありません。

ゴルフ、野球における打った後の目線の効果について
打った後の目線が高いと打球は上がり、目線が低いとスライスするように思います。
打った後の目線は下げないように、気を付けてください。

構えの時に気を付けること
下半身についてはしゃがみすぎの人が多いように思います。
低く構えると打ちに行く際に一旦起き上がってしまい、ブレが生じます。
人間は重力の影響を必ず受けるので、
高いところから低いところに動いたほうが理にかなっています。
しゃがみすぎているとその流れに逆行してしまいます。
よく言う「上から下へ」のダウンスイングも、
ヘッドを最短距離で下ろすのではなく、ヘッドを捕手よりに落とす
「上から下へ」のスイングは理にかなっています。

前屈して構えた方良いですか?
高めの見極めが良くなるので良いと思います。

ヘッドは顔の前で入れたほうが良いですか?それとも頭の後ろで入れたほうが良いですか?
顔の前はやめましょう。
頭の後ろで入れてください。

練習に羽根打ちは適しているでしょうか?
適していると思います。
重いボールは絶対打たないほうが良いです。

縦回転のスイングをすることができません…
地面段ボールをL時に折った紙など打つ練習をしてみたらよいと思います。

また、今回はフリーバッティング関連以外でも下の様な話題が話されました。

甲子園で勝つためには?
最近では全体練習を2時間程度に抑え、
合理的な自主練習をメインにしている高校も出てきました。
その分自主練習は相当していると思いますし、いい選手が育つと思います。
一方で、いい選手が育つことと勝つこと、特に甲子園で勝つことはまた別の話になると考えています。
甲子園では大観衆の中でのコミュニケーションが重要となります。
ベンチ内での会話も困難になるので、内外野に代表されるような連携プレーは
より時間をかけて練習を行う必要があります。
他にも戦術練習には時間がかかってしまいがちなので、
勝利を求めるのであれば全体練習にもかなり時間をかける必要があります。
もちろん、良い投手が必要であることも重要な要素です。

ウェイトトレするべきでしょうか?
するべきではないかと思います。
ウェイトは負荷の強いストレッチだと思って、ウェイトを下ろす動作を大事にしてください。
一方で、筋力がないと飛ばせないというわけではありません。
体格に優れていなくても打つ練習をすれば身長がなくても打てるようになります。

走り込みは不要でしょうか?
あまり重要でないように思います。
スクワットなどで鍛えるのも有効かと思います。

// End


練習では常にバット&ボールと対話


試合と練習では環境、心構えも大きく異なります。

皆さん練習の内容を試合で生かそうと思って

「練習の環境をより試合に近づける」

ことを考えますよね。

ですが、

「普段通りの実力を試合で出せるようにする」

のであれば、

「よりバッティングの本質を体にしみこませる」

必要があるのではないかと思います。

そのためには

「バットとボールがコース、高さに応じてどのように衝突すると最良の結果が得られるのか」

「最良の結果を得られるようにするために、どれだけ安定して正確な軌道を描けるようになるか」

ここに尽きるのではないでしょうか。

力であったり、スピードといった概念はその土台があったうえで

積み重ねていくべきものではないかと思います。


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