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2020年1月27日月曜日

バッティングの基本について考えてみる




はいどーも!ラボ長でございます!!

おかげさまで直接指導も年明けから3件いただき、

今年もかっ飛ばし報告が楽しみで仕方ない今日この頃でございます。

さて、この Youtube 皆さんご覧になりましたかね?

この

「ダウンスイングの是非」

というよりは前半の

「正しいストライクゾーン」の

お話は宮川理論主催の野球教室等で

「『い』の一番」

に語られる内容です。

実際に直接指導を受ける肩にはぜひぜひご覧になっていただきたい内容です。

受けられる方も、これから検討される方も、ぜひご覧になってください。


なぜ、ストライクゾーンから考えるのか


動画にもありますが、このストライクゾーンがどういうものであるかをとらえることによって、

・スイング軌道がどのような形を描けば良いのか

・芯の軌道がどのようになれば良いのか

がおのずとわかるようになるからです。

ただ、ストライクゾーンの高めの定義について

「捕手側の足を基準にして判断する」

というお話は

「えっ?そうなの?」

と言いたくなったりしますよね?

僕はこの Wikipedia 「ストライクゾーン」 のリンクの画像そのままのイメージでいたのですが、

2015年に八王子で開催された野球教室でこのお話を伺って

「えっ?????(困惑)」

と思いました(笑)

宮川先生曰く、プロの審判員さんから聞いたお話だそうで、

「ストライクゾーンって、意外に狭いもんなんだなぁ。」

と感じました。


とはいえ。。。


とはいえですよ。。。

そして、指導員としてラボ生諸君にこのお話をさせてもらうと100%の確率で

(えー…なんかすっきりしない…)

という顔をされます(笑)

僕も2015年の野球教室では以下略(笑)

やっぱり、実際問題として皆さんの試合でその通りにジャッジされるかというと、決してそうはないですよね。

高いボールがストライクになったり、

ベースの投手側の角を掠めてボールゾーンに逃げる変化球がストライクになったり、

宮川先生が説明されている

「正しいストライクゾーン」

とはギャップがあることがほとんどです。


改めて確認


では、ここで「ストライクゾーン」に対して改めて確認してみましょう。

先の Wikipedia の記事にもある通り、

エリアとは「おおむねこの周辺」という意味で、つまり「打者が自然体で打てる範囲がストライク」と言うかなりアバウトな考え方であって、審判員が「そこは打てるだろう、打てよ」とジャッジした場合は、ストライク・コールが可能だとしている

とされている通り、ゾーンの端のストライクコールは「審判員さんに依る」部分がちゃんと書かれているわけです。

学童野球などでは杓子定規にコールしているとえらい事になってしまいますよね。

高校野球の投手だって、プロに入って

「ストライクゾーンの狭さ」

に悩む選手がいると聞いたことがあります。

であれば、我々が真っ先に考えるべきことは

「少なくともどの審判員さんでもストライク(=打て!)をコールするであろうゾーン」
つまり
「皆さんが現実で対処すべきゾーンよりも少し狭めのゾーン」
に対しては
「キッチリ打てるようにしなければいけないんじゃないですか?」

という事が宮川理論の根本にあるものだと僕は理解しています。

ここが、宮川理論の思想である

「甘球必打」

のにつながっているのではないかと思います。


とはいえ。。。(再掲(笑))


皆さんのご心配されている部分についてはわかりますよ。

「レギュラー争いがかかっている打席できわどいコースに手を出さず見逃し三振…」

なんてことは避けたいですもんね。

なので当ラボでは

・2ストライクに追い込まれた場合限定

・いわゆる「正しいストライクゾーン」を意識していても手が出せそうなら手を出す

・その場合は「ギリギリ外野に運ぶ」「ファウルで逃げる」

という形で対処方法をお伝えしています。

もちろん、王道は

「甘球必打」

あってこそのお話です。

これを口を酸っぱくして言わないと必ず崩れてしまいます。


バッティングの基本とは


もともとベースボールは

「打ちやすい球を投げて打たせる」

ことが起源だったそうです。

(Wikipedia「野球の歴史」より)

もちろん、投球技術も、打撃技術も、用具も進化を遂げ、当時の野球から考えると

「ハンパなく難しい応用問題が並んだテストの問題」

のようなものですが、

3年強の指導員生活を通じて

「基本問題がちゃんと解けるようになる前に応用問題対策をマスターしようとしている」

選手が多いなと感じました。

この、野球の歴史を考えた時に、

「打ちやすい球を遠くまでかっ飛ばす」

という

「バッティングの基本」

を通じて身に着けなければいけないモノが

全般的に不足しているんだと思います。

ここで一度勇気をだして立ちどまって

・甘い球を待って甘い球をホームランにする

・ストレートを待ってストレートをホームランにする

がちゃんと身につく前に

・難しい球を待って難しい球をホームランにする

・難しい球を待って甘い球をホームランにする

ことを心配すぎている自分を見つめなおしてはどうでしょうか?

不肖、ラボ長がお手伝いいたします。


おわりに


僕は宮川理論の素晴らしいところは

「発想」「思考」

にあると考えています。

普段見落としがちな部分、僕が今回書いた

「基本」

「原点」

に改めて目を向けることになり、

「目から鱗が落ちる」

ような経験が何度もあります。

それだけ

「学んでみるに値する面白い理論」

なので、

「学ぶ」とか「理論」とか

字面からあまり堅苦しく考えずに

お気軽にお問合せください~。


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