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2019年4月13日土曜日

このスイングを見て、何を感じる?

快進撃を続けるキッズラボ生、このスイングに何を感じますか?

はいどーも! BSH 宮川理論横浜港南支部 Home Run Lab ラボ長でございます!!

新学期も始まり、新たな環境で野球を始める方も多いでしょうね。

なかには

「野球を始めたばかりで思うように打ったり、投げたり、守れない」

という選手も選手もいるかもしれません。

特にチームで野球を始めたばかりのキッズにはそういう選手は多いかもしませんね。

そんな中、お父さん、あるいはお母さんと二人三脚で練習をして、

少しでもうまくなろうと努力されるんじゃないかと思います。

それでもなかなか思うようにバッティングが上手くならない。

そんな状況を何とかしたいと思う親子からご依頼を受けて、

ラボ長はこれまでレッスンをさせてもらっています。


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ハンパねぇキッズラボ生も、その一人でした



この動画は当ラボで

「ハンパねぇキッズラボ生」

として紹介させていただいている選手。

「今年は5本くらいホームラン打てそうだね」

と話していたんですが、

開幕1か月ちょいでもう5本打ってしまったという

快進撃を繰り広げています。

今シーズン第4号!

あまり数字でプレッシャーかけたくなかったってのもありますが、ここまで予想外すとは(笑)

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最近受けたラボ生の報告が、こちら


このキッズラボ生は

2017年の夏に初めて直接指導をさせてもらいました。

いや~懐かしい!身長もバッティングも大きくなりました(^^)


当時お父さんが言うには

「ゴロが多く、外野に打球が飛ばない」

とのこと。

私もこの時点で何人もレッスンさせていただいていたので、

「どこを治せば打てるようになるのか」

というポイントはもちろんわかりました。

でも一番印象的だったのは

「結果が出てないかもしれないけど、お父さんと一緒に『上手くなりたい』という気持ちでスイングを作り上げてきたんだろうなぁ」

ということ。

かっ飛ばすために体格も気にされていませんでしたが、

そんなことは全く関係なし。

『上手くなりたい』

という気持ちがあれば、必ずかっ飛ばせるようになります。

ラボ長秘伝(笑)のレッスンノートを振り返ると

「とにかくヒットをたくさん打てるバッターになりたい!」

という希望でしたが、

「ヒットどころかすぐに外野へ長打を打てるようになるよ」

と答えられるだけの意欲を感じたのを覚えています。

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キッズラボ生、覚醒へ

この後継続してレッスンを受けてもらい、

その年の秋には外野へ長打を放つようになりました。

この時は僕の読みもまだまだ正確でしたね(笑)

そのオフシーズンにはマインドマップを使いながら

「どんなプレイヤーになりたいのか?」

を一緒に考える取り組みもしながら、

密に成長に関わらせていただきました。

こんな取り組み、本当にコーチ冥利に尽きますわ。。。

翌年は外野を超える打球をガンガンかっ飛ばせるようになり、そのオフ、

「心と体が一致しはじめたかな」

というタイミングを見計らって、

より正確に、遠くへかっ飛ばす練習を伝授させてもらいましたが、

きっちりと親子で取り組んでもらったことが、

今シーズンの大躍進の一因ではないかと思います。

(もちろん、僕の指導内容がすべてではなく、親子でいろんな考え方や理論も吸収された上での大躍進であることは言うまでもないです。
「ワシが育てた」とかあまり好きじゃないので。。。(笑))

特に真ん中~低めの打球角度は格段に向上しました

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彼のスイングを見て、何を感じましたか?

いま、巷には

「うまくなるための野球・バッティング理論」

「野球の技術を、バッティングの技術を教えるサービス」

が溢れています。

お金を払って習うのに

どの理論・サービスを選べば良いのか?

なかなか悩ましいですよね。

そんな中、当ラボを信頼して2年近く付き合わせていただいている

このキッズラボ生とお父様には感謝しつくしてもしきれないところです。

これからも誠心誠意、サポートさせていただきます😊

先日、メッセンジャーのやり取りでお父様がおっしゃったのは

「いいバッティングをした時のスイングは美しいですね」

という一言。

まずはそのサービスの生徒さんの動画を見て

「このスイング、キレイだな」

「こういうバッティングができるようになりたいな」

という事を判断基準にして、選んでみてはいかがでしょう?

もし、このキッズラボ生のスイングに感じるものがある選手、親御さんは

ぜひ当ラボまでお問合せください。

ちなみに、冒頭の画像を反転してみると。。。




タイミングに少し差がありますが。。。いろいろ共通点を感じませんか??

問い合わせいただければ、憧れのスイングはもう君のモノのようなものです😉

 
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お読みいただき、ありがとうございました!

てなわけで、お問合せはこちらまで(笑)

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2019年3月25日月曜日

大人だって宝なんです

ラボ生からのかっ飛ばし報告が続きます!!!

はいどーも! BSH 宮川理論横浜港南支部 Home Run Lab ラボ長でございます!!

早いもので僕が宮川理論指導員資格を取得してから間もなくまる3年。

支部開設で計算してもあと2か月半ほどで同じくまる3年になります。

そんな中、最近熱心な方が1年以上前の古い記事を探して「いいね!」をしてくれました。

今も考え方は変わりませんが自分自身

「もう書いたことすら忘れている(汗)」

内容を目にして

「ああ、こういう宣伝活動って、大事な内容を定期的に出さないといかんなぁ」

と改めて反省しました。

どうしても自分の中では

「目新しいものを」

と意識してしまうので、良い勉強をさせていただきました。

「いいね!」をいただいたFさん、ありがとうございました!!!

ちょうどそんなことがあった中で、

最近あるラボ生からこの「いいね!」いただいた過去記事にリンクする報告を受けたので、

今日は紹介させていただきたいと思います。

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どんな過去記事だったの?

内容を再掲すると、こんな感じの記事でした。


「宮川理論は、誤解されている?」 

はいどーも!BSH 宮川理論横浜港南支部 Home Run Lab、ラボ長でございます!
「片手フィニッシュじゃなければ宮川理論じゃない!」「フライを打たなきゃ宮川理論じゃない!」「なんでも引っ張らなきゃ宮川理論じゃない!」
そんな誤解が巷で蔓延しているというお話を以前お伺いしたことがあります。
個人的には実に悲しいと言わざるを得ません。
宮川理論はもっと奥が深い理論です。
「じゃあ宮川理論って、一言で何なのよ?」
と聞かれたら
…まぁ一言で魅力は語り尽くせんのですが(^^;;
それでも答えようとすると
「打撃の百点満点、ホームランが打てるようになる打撃理論です」
というのが一番シンプルな答えになると思います。
ですが、言葉が独り歩きすると
「いわゆるチーム打撃ができないバッターになる」
と誤解を与えかねません。
これが誤解の最たるものですね。
「ホームランを打てるようになるために学ぶこと」

「右方向やゴロを打つために学ぶこと」
は根本的に相反しないんです。
宮川理論を学べば、それが実感できるはずです。
もう少しでオフシーズン。
来シーズンに向けて
一歩進んだチーム打撃を身につけるためにも、
ぜひ我々と共に学びましょう(^^)
# やっぱり、どちらの方向に決めて打つよりも、ボールの行きたい方向に打ってあげるのが、一番楽しいすね(笑) 


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最近受けたラボ生の報告が、こちら

当支部の投稿ではおなじみ、オトナラボ生からの「かっ飛ばし報告」ならぬ「かっ飛ばさない」報告です(笑)
今日のは飛ばした動画ではありませんが変化球を狙い、さらに大きく開いていた1,2塁間にも狙って打てたので、お気に入りの打席です(笑)打球も強かったので、結果右中間も破りエンツーでした


この報告を受けたときに

「ああ、ついにこの(前述の過去記事の)境地に辿りついたんだなぁ」

と感じました。

彼は2017年のラボHR王なのですが、その時は強烈なまでの下半身~上半身の横回転で高めの甘球を主にかっ飛ばしていました。一方で、真ん中、低めの投球に対して悩みを抱えもていました。

ところが、昨年暮れのスタンドティードラコン祭以降成長が著しく、年明けから急速な打撃の質の成長を感じています。

このオフで劇的に軌道が改善されたことで


  • 意識してゴロを打つことができる。
  • 意識して右方向へ打つことができる。
  • 意識してかっ飛ばすことができる。

ようになり、見事に理想形へと進化と遂げ、今年は真ん中~低めの投球に対しても理想的な軌道でバットを出しています。

この週末いただいた報告でも右方向へもごらんの痛烈な打球。



今年は数字ももちろん出してくれると思いますが、

数字以上の成長を自ら感じることができる年になるのではないでしょうか。

今後も活躍、期待してますよ!!!

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大人だって宝なんです

このラボ生とのやりとりで印象的だったのは初回指導をしたころに

「この年齢になって初めて練習することが『楽しい』と思えるようになった」

という発言をしていたこと。

僕は先日のキッズラボ生の投稿の際に

「資源の少ないこの国では人材こそが宝」

と書きましたが、

これは決して子供たちにのみ向けたメッセージではありません。

大人だってこの野球界では宝だと思っています。

成人の草野球プレイヤーしかり、野球少年少女の親御さんしかり。

野球界では近年、旧態依然とした構造・思想に対しに異が唱えられ始め、

新しい野球界を求める流れが強くなっています。

そんな中で僕も

「大空に向かってかっ飛ばすことのできる野球」

が認められるように日々活動を続けています。

(もちろん、この投稿にあるように局面によっては転がすことも否定しません)

そのためにまず子供たちや学生さんたちに

「かっ飛ばすことの魅力」

を伝えること。

これはもちろん大事です。

ですが、その子供たちに携わる大人自身が
  • 自分自身でかっ飛ばすことの魅力を知り
  • 次世代にその魅力と方法を伝えることができて
  • 子供たちの才能を大いに伸ばしてくれる
そんな大人たちだとより流れが加速するのではないでしょうか。

世界の中でも有数の野球先進国として栄えてきたこの国で、

全ての人が野球を真に「文化」として楽しむことができ、

そのうえで世界の野球強豪国と覇を争うようになるためには

大人も子供も関係なくすべての人材が宝です。

僕はそのためにバッティングが持つ魅力を年齢・性別を問わず

志ある方にすべてを伝えたいと考えています。

きっかけは

「草野球でとにかくホームランが打ってみたい」

だったとしても、

その方がいつか結婚して、子供を授かって

その子や近所の野球好きの大人・子供に対して

バッティングの魅力を広めてくれる

そんな活動をこれからも続けていきたいと思います。
 
-----

お読みいただき、ありがとうございました!

さて、今回は結局前回次回予告で触れたようなことはまったく違うことを書いてしまいましたが(滝汗)

この数週間で

「あまり構えると更新頻度がどんどん下がってしまうことが」

わかってしまったので、あまり予告に縛られずにブログ更新を続けていきたいと思います。

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それでは、改めてありがとうございました!!

2019年3月1日金曜日

「手のマメ」について考える

「アアァイッ!」の熱いストライクコールでお馴染み、白井球審です。
今シーズンも頑張ってください!!!

はいどーも!BSH 宮川理論横浜港南支部 Home Run Labラボ長でございます!!


ラボ長一家(次郎長一家みたいですが(笑))が胃腸炎でダウンしたため 
  
先週の更新が延期となってしまいましたが、
 
  
今週ははりきって更新させていただきたいと思いま


ァァァァァァァァイッッッッ!!!!! 

ブログ再起動2回目のテーマは 前回の予告通り
  
手のマメ 
  
ということで、はりきって行ってみましょう 
  
このテーマはリスナーさんからのお便りによるリクエスト…ではなくてですね(笑) 
  
アテクシのSNS友さんの投稿からテーマをいただいたのですが

とある少年野球チームでは
  
手にマメができていない選手は試合には出さない 
  
というチームがあるそうなんですよ 
  
この事実を聞いて、皆さんどう思いましたか 
  
アテクシの近辺の皆様のコメントは総じて 
  
こんな考え方は馬鹿げている! 
  
というご意見でしたが 

これだけを見ると
  
えっ、それのどこがいけないの?」 
  
と思う方もいらっしゃるかもしれません

 今回はこの「手のマメ」を題材に掘り下げてみて、

アテクシの考えていることを述べさせていただければと思います。

-----
  

そもそもマメとはどうしてできる 


そもそもマメってどういう仕組みでできるんでしょうか 

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です 

とありますが、Wikipedia 大先生によると、以下の通り 

肉刺(まめ)は手や足にできる水疱(水ぶくれ)で、医学的には外傷性水疱(がいしょうせいすいほう)とも呼ばれている。皮膚に摩擦などの機械的刺激が加わることで生じる水疱のこと。靴ずれも同じ原理で生じる。 (Wikipedia 「肉刺」より)

率直な感想を言うと

「マメ = 肉刺なのか・・・(衝撃)」

なのですが(笑)、本論からはズレるので、ここはさておき。

ここでいう「機械的刺激」がバッターでいうところの 

グリップによる摩擦 

なんでしょう 

ちなみに、毎日小学生新聞さんによるとこの刺激が繰り返されると 

タコ 

になるとのこと 

過去に記事や文章などを拝見する限り 

マメ」と「タコ 

はあまり大きな区別なく語られていることが多いように見受けられます 

この記事では一応「マメ」に絞って書いてみようと思います 

肉刺なのか…(しつこい(笑))

-----

マメのできる/できないでわかることは何だろう 

  
マメができるということは、

「バットを振る」という作業の中で 
  
手のひらの特定の箇所に集中して負荷がかかり、皮膚にダメージを与えた結果 
  
ということですよね 
  
一般的には

  • 摩擦力の大小
  • 摩擦がかかる頻度(主にスイングの回数)の多寡
によってマメの程度は変わって来ると思うのですが 

マメのできやすさ、つまり手の皮膚に蓄積されるダメージとの関係性としては

一般的にこんなマトリックスが組めると思います 
  

頻度 多 
頻度 少 
摩擦力 大 
 
 
摩擦力 小 
 
 

①に関しては言うまでもなくマメはできやすいでしょうね 

に関しては言うまでもなくマメはできにくいでしょう 

②③に関しては摩擦力や頻度の程度問題になるのかな、と考えています。

今回のもともとのお話を最大限好意的に解釈しようとすると
(当事者の皆様にはこの件だけではなくいろんなご苦労があると思うので心中お察ししますが、記事として書くにあたりなるべく好意的に解釈しようとしてみました。)

手にマメができることを『良い』指標として『何か』を評価しようとしている 

ということが読み取れます 

はマメはあまり期待できないので、

①②③でマメができることが『良い』指標とするのであれば

「何を評価しようとしているのか?」

をちょいと考えてみました。


  • ①の場合
    • しっかりグリップを握るand/or速いスイングたくさん練習をしている 
    • 素振りよりも摩擦力が大きくなりやすい※実打の練習を多く取り入れているかもしれない 
  • ②の場合
    • しっかりグリップを握るand/or速いスイングで練習をしている 
    • 素振りよりも摩擦力が大きくなりやすい※実打の練習を多く取り入れているかもしれない
  • ③の場合
    • しっかりグリップは握らずand/or速くないスイングかもしれないが、たくさん練習をしている 
  • ①~③共通(もしくは①③のみ)に言えること
    • 数を振る = 自発的に練習に励んでいる
 ※ボールとの衝突が発生する分必然的に摩擦力が大きくなる、もしくは、加わる時間が増えると解釈


ということで、

  • 真剣さ」(しっかりと握る / しっかりと全力で振り切る)
  • 「取り組んだ回数
  • 「自発性」
でなど 

「手のマメ = 努力のバロメーター」

として評価されようとしているのでしょう。

たしかに

マメができた選手の努力 

を評価することは悪いことではないと思います 

ですが 

マメができなかった選手=努力していない 

ということにはならないと思います 

なぜなら 

の場合、真剣に多くの回数を振ってもマメができないことがある 

からです。

つまり 

真剣さ」と「摩擦力の大きさ」は一致するとは限らない 

ここに大きな落とし穴があります。

-----

バッティング練習における「真剣さ」とは? 


では、バッティング練習における 

真剣さ 

とは何か?

打てるようになるための正しい方法を選択し、検証・修正を加えながら実行すること 

ことだと思います 

なぜなら、バッティング練習の目的

試合でホームランやヒットを打てるようになるため 



だからです。 

決して 

手に与える摩擦力を大きくする 

ことは当然、目的でもありませんし、

 バットを握る力に無駄がありすぎて打てるようになるための努力にならない 

可能性が非常に高いからです 

(この辺りは真面目に書くと一本分書けてしまうのでまたの機会にいたしますが)

言い換えると 、

「試合で打てる選手」


打てるための正しい方法を選択している選手」

であり、その中には

無駄な力を入れずにバットを握って打てている 

選手がいる可能性があり、

どれだけ数多くスイングしてもマメができない 

ことが起こりうるわけです。

ここで冒頭の文章に戻って改めて考えてみますが

手にマメができていない選手は試合には出さない 

ことは、果たして適切な方針と言えるのでしょうか?

-----

評価すべきは打ちやすい状態での「打球 


「努力」というものに対してバロメーターを設けたいという気持ちもよくわかります。アテクシも指導者の端くれですからね。

とはいえ「手のマメ」をその指標にしてしまうと

  • 努力しても評価されない選手
  • 努力しているはずなのに成果につながっているかどうかがわからず苦しい思いをする選手
が生まれてしまうこともまた確かだと思うんですよ。

あくまで目的は

試合でホームランやヒットを打てるようになる 

こと。

それを踏まえて正しい努力をしているかどうかを評価する指標はないもんでしょうか。

…あるんですよねぇ。

宮川理論では

「正しいスイングをすれば良い打球が飛ぶ」

ということで

「打球」

をその指標としています。

正しい努力をすれば良い打球が飛ぶし、

怠ければ良い打球は飛ばなくなります。

「じゃぁどういう状況での打球を評価対象にすればいいの?」

というお話になるかと思いますが、

試合や実戦形式の練習で評価をしようとすると

スイングの質以外の部分が「ノイズ」として影響を与えやすくなります。
(メンタルの状況もしかり、また、チームがその場で選択する作戦もしかり )

シンプルにスイングの質に注目するのであればこのような「ノイズ」を限りなく省いてあげて評価するのが一番でしょうね。

この詳細もまた別途書きたいと思いまうが、


  • 正面からのソフトトス
  • ティースタンド
を使って良い打球を飛ばすことができるか? 

が一番の評価指標になると思います。

真ん中や高めだけでなく、9コースを対象にして、各コース一発勝負で振ってもらえば、

「多様なコースの対応を練習している」

こと評価できますし、

ソフトトスで少しトスのタイミングをずらしてあげれば 

緩急の対応も頭に入れて練習しているか 

を評価することができます。

いやいや実戦のことも考えたらもっと「ノイズ」対策しないと 

という追加意見も出てくるとは思いますが、

少なくとも手のマメを評価指標にするよりは 良いでしょうし、

せっかくの努力が無駄になるようなケースよりは実戦にもつながっていくのではないでしょうか。

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良いバッターは手にマメができない? 


今回の記事を執筆するにあたりリサーチをしていると、

こういう通説も世の中にははびこっているようです。

僕自身も目指すところではあるのですが 

残念ながら数字ベースで証明するだけでの材料は集めることができませんでした 

  • 良いバッターは無駄な力みがなく、マメができるだけの摩擦が発生していない 
以外にも

  • 実はマメはあったけれど、さらに摩擦が加わってタコになってしまった
    → なので「マメはない」と言える(笑)
などの論調もあったので、今後の研究課題としていきたいですね。

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どうしてもできないのにマメを栽培(笑)しなければいけない場合のライフハック(笑)

今回テーマをいただいたSNS友さんのお子さんの場合は

「スイングに力みや無駄がないせいか振っても振ってもマメができない」

ところへ今回のような指令がチームから下ったとのことだったので

こういうアイテムを使ってマメを促成栽培されたそうです。


「サリチル酸」は角質を柔らかくする効果があるのですが、角質がさほどひどくない手にこの手のパッドを貼るとまるで素振りでマメができたような感じに仕上がる(笑)そうです。

ちなみに本件、アテクシ個人的に心配だったのでこういうやり方を提案しようとしていました(笑)

求められているマメの程度がよくわからんかったということもありますが、さすがにゾンビメイク級を紹介することもなかったなぁと今になって赤面です(笑)

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おわりに&次回予告

さて、今回「手のマメ」を掘り下げてみたところで

  • グリップ
  • スイングの評価方法
など派生して書いた方がよさそうなテーマも出てきました。

一方で昨年の春先からの宿題になっている
  • 声だし
もそろそろ上梓せねばならんと思っているので、

週末の脳内編集会議でテーマを決めたいと思います!


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